特許
J-GLOBAL ID:200903086125048525

グリニャール反応による炭素-炭素結合の新規構築法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 晴視
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-208700
公開番号(公開出願番号):特開2003-026612
出願日: 2001年07月10日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 アルキルハロゲン化物を使用できる新規なグリニャール反応の構築【解決手段】 一般式R-Xで表される〔Rは、カルボニル、ニトリルまたはヒドロキシル置換基、炭素-炭素二重及び三重結合を有していてもよい1級または2級のアルキル基であり、Xはハロゲン、OSO2PhCH3(トシラート、OTs)、OSO2CF3(トリフラート)、OSO2CH3(メシラート)である。〕化合物をR’-MX’(MはMg、Zn、R’は炭素-炭素二重及び三重結合を有していてもよい1級または2級のアルキル基、不飽和結合含有脂肪族基、芳香族基、脂環式基および複素環含有基から選択されるMgと炭素で結合している基であり、X’はBr、IおよびClから選択される。)で表されるグリニャール試薬およびNi2+または/およびNi錯体触媒、および炭素-炭素二重結合を少なくとも一個含む炭化水素の存在する極性有機溶媒中で反応させ前記RとR’が炭素-炭素結合したR-R’化合物を合成する方法。
請求項(抜粋):
一般式R-Xで表される〔Rは、炭素-炭素二重及び三重結合を有していてもよい1級または2級のアルキル基であり、Xはハロゲン、OSO2PhCH3(トシラート、OTs)、OSO2CF3(トリフラート)、OSO2CH3(メシラート)、である。〕化合物をR’-MX’(MはMg、R’は炭素-炭素二重及び三重結合を有していてもよい1級または2級のアルキル基、不飽和結合含有脂肪族基、芳香族基、脂環式基および複素環含有基から選択されるMgと炭素で結合している基であり、X’はBr、IおよびClから選択される。)で表されるグリニャール試薬、Ni2+または/およびNi錯体触媒、および炭素-炭素二重結合を少なくとも一個含む炭化水素の存在する極性有機溶媒中で反応させ前記RとR’が炭素-炭素結合したR-R’化合物を合成する方法。
IPC (4件):
C07C 1/32 ,  C07C 9/15 ,  C07C 13/04 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C 1/32 ,  C07C 9/15 ,  C07C 13/04 ,  C07B 61/00 300
Fターム (11件):
4H006AA02 ,  4H006AC22 ,  4H006AC24 ,  4H006BA21 ,  4H006BA37 ,  4H006BB11 ,  4H006BB25 ,  4H006BB42 ,  4H039CA19 ,  4H039CD20 ,  4H039CD90
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 第4版実験化学講座25 有機合成VII-有機金属試薬による合成-, 1991, 第390-396頁
審査官引用 (1件)
  • 第4版実験化学講座25 有機合成VII-有機金属試薬による合成-, 1991, 第390-396頁

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