特許
J-GLOBAL ID:200903086127122358

アンチスキッド制御装置、及びアンチスキッドシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253584
公開番号(公開出願番号):特開平8-113133
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 比較的小さいモータ、ポンプを利用可能とし、安価で小型軽量で搭載性に優れるABS装置を得る。【構成】 アクチュエータに小型のモータ、ポンプを用いる。一方、リザーバに溜まったブレーキ油の量を推定又は検出し、そのブレーキ油の量が所定値Vcを越える場合はW/Cの増圧を制限する。例えば満杯Voに近い値Vcを越える程に油量が多くなった時、増圧電磁弁を制御し増圧速度を遅らせるようリザーバ内油量に応じ増圧速度を制御する。高μと低μの繰返し路面でのABS時で、小型のモータ、ポンプを使用する構成でも、油量が値Vcを越えたら、増圧速度を低下させ次なる減圧作用を防止すると、リザーバが一杯になることで、それ以上の減圧が不能であるが故に車輪ロックのおそれが発生するのが、未然に回避される。リザーバ油量が予め定めた値Vdを下回ったら通常のABSへ戻すとよい。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作力対応圧を発生する圧力源と車輪のホイールシリンダとの間にあって、アンチスキッド制御時は、ホイールシリンダのブレーキ油をリザーバに導いて減圧し、そのリザーバからポンプ手段により戻し増圧の用に供するアンチスキッド装置と、前記リザーバに溜まるブレーキ油の量を推定または検出する手段と、該手段による推定または検出に基づき、リザーバに溜まったブレーキ油の量が所定値をこえる場合はホイールシリンダの増圧を制限するよう、ホイールシリンダ圧制御をする制御手段とを備えることを特徴とするアンチスキッド制御装置。

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