特許
J-GLOBAL ID:200903086127506806

岩盤崩落予知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-125034
公開番号(公開出願番号):特開平11-325864
出願日: 1998年05月07日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 岩盤崩落災害の事前予知・警報のため、大規模な崩落の可能性のある急傾斜した岩盤面を数百m隔れた地点より遠隔監視し、崩落の前兆である僅かな変位を高精度で検知して警報できる岩盤崩落予知装置を実現する。【解決手段】 安全地域に固定されたモニタ手段4と、モニタ手段4より所定距離を隔てた危険地域内2の監視対象岩盤2aに向かって照射されるレーザービームRtの照射手段と、監視対象岩盤2aよりの反射ビームRrの受信手段と、レーザービームRtに対する所定波長(λ)のマイクロ波発振部10と、反射ビームRrよりマイクロ波変調成分信号を抽出するフィルタ手段25と、フィルタ手段25の出力とマイクロ波発振部10の出力とを合成するミキサ15と、監視対象岩盤2aのλ/4以内の変位をミキサ15の合成信号Vの最低レベルより最大レベルの変化として検出するレベル検出手段とを具備する。
請求項(抜粋):
安全地域に固定されたモニタ手段と、このモニタ手段より所定距離を隔てた危険地域内の監視対象岩盤に向かってレーザービームを照射するレーザービーム照射手段と、上記監視対象岩盤により反射された上記レーザービームを受信する反射ビーム受信手段と、上記レーザービームに対する所定波長(λ)のマイクロ波信号を発生し、該マイクロ波信号により上記ビームレーザに対して変調をかけるマイクロ波変調手段と、上記反射ビーム受信手段により受信された受信ビームより上記マイクロ波信号成分の信号を抽出信号として抽出するフィルタ手段と、このフィルタ手段の出力と上記マイクロ波信号とを合成するミキサ手段と、上記監視対象岩盤のλ/4以内の変位を、上記ミキサ手段の合成波出力振幅の最低レベルより最大レベルの変化として検出するレベル検出手段とを具備することを特徴とする岩盤崩落予知装置。
IPC (3件):
G01B 15/00 ,  G01S 17/32 ,  G01S 17/88
FI (3件):
G01B 15/00 C ,  G01S 17/32 ,  G01S 17/88 Z

前のページに戻る