特許
J-GLOBAL ID:200903086143950791

航空機用ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-322849
公開番号(公開出願番号):特開平7-172118
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 航空機用ラジアルタイヤにおいて、ビード部の故障を防止することができる。【構成】 航空機用ラジアルタイヤ10のサイドゴム44の100%伸長時のモジュラス値MS、第2スティフナーゴム42の100%伸長時のモジュラス値MS2、ゴムチェーファーゴム46の100%伸長時のモジュラス値MC、及び第1スティフナーゴム40の100%伸長時のモジュラス値MS1は、MS<MS2<MC<MS1の関係に設定されている。且つ、タイヤ10が正規リム21に正規内圧で装着された状態で正規荷重の100%荷重時のリムフランジ21Aとの離反点をAとし、正規荷重の200%荷重時のリムフランジ21Aとの離反点をBとすると、第1スティフナーゴム40のタイヤ半径方向外側端40Aからタイヤ表面に下ろした垂線H1の交点Cが点Aと点Bの間にある。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイド部を経てビード部のビードコアに至る本体部とビードコア回りで折り返される折り返し部から成り、一部はタイヤ内側からタイヤ外側へ折り返されビードコア近傍で止まっており、他の一部はタイヤ内側からタイヤ外側へ折り返されサイド部に達しており、残りはタイヤ内側からタイヤ外側へ折り返されたカーカスをタイヤ外面側から覆うようにタイヤ内側へビードコア回りで折り返されビードコア近傍で止まっている複数のカーカスと、前記カーカスのクラウン部に設けられ路面と接するトレッド部と、前記カーカスのタイヤ半径方向外側且つトレッド部内側に設けられたベルト層と、ビードコアのタイヤ半径方向外側且つカーカスの本体部と折り返し部との間でタイヤ半径方向外向きに延びる第1スティフナーゴムと、ビード部においてカーカスのタイヤ軸方向外側面に沿って配設された第2スティフナーゴムと、タイヤサイド部を構成するサイドゴムと、タイヤが正規リムに装着された状態で正規内圧、且つ正規荷重の200%荷重時にリムフランジに接触する部分を含んでタイヤ半径方向外方に延び、サイド部からビード部の底面に至るタイヤの外側面を形成するゴムチェーファーゴムと、を備えた航空機用ラジアルタイヤであって、サイドゴムの100%伸長時のモジュラス値MS、第2スティフナーゴムの100%伸長時のモジュラス値MS2、ゴムチェーファーゴムの100%伸長時のモジュラス値MC、及び第1スティフナーゴムの100%伸長時のモジュラス値MS1を、MS<MS2<MC<MS1の関係に設定し、且つタイヤが正規リムに正規内圧で装着された状態で正規荷重の100%荷重時のリムフランジとの離反点をAとし、正規荷重の200%荷重時のリムフランジとの離反点をBとすると、第1スティフナーゴムのタイヤ半径方向外側端からタイヤ表面に下ろした垂線の交点が点Aと点Bの間にあることを特徴とする航空機用ラジアルタイヤ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-204304
  • 特開平3-042310

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