特許
J-GLOBAL ID:200903086145074069

油圧エレベータの速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235823
公開番号(公開出願番号):特開平10-059632
出願日: 1996年08月20日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 油圧エレベータの特性変化にかかわらず、高精度な速度制御が可能であり、かつ調整が容易な油圧エレベータの速度制御装置を提供することである。【解決手段】 制御量を乗りかご速度とし操作量を電動機の速度指令値とする油圧エレベータ数式モデルを予め油圧エレベータ数式モデル記憶手段2に記憶させておき、制御ゲイン演算手段3でその油圧エレベータ数式モデルにパラメータの値を設定して制御ゲインを求め、電動機速度指令値演算手段9は、制御ゲイン演算手段5で演算された制御ゲイン、乗りかご速度応答調整手段6で設定された調整係数及び状態量検出手段8で検出された状態量検出値に基づいて、乗りかご速度検出手段7で検出された乗りかご速度が乗りかご速度指令値設定手段1で設定された乗りかご速度指令値に追従するように電動機の速度指令値uを演算し、電動機をその速度指令値で制御する。
請求項(抜粋):
乗りかごを昇降させるための油圧シリンダに供給する油の流量を電動機の速度により制御する方式の油圧エレベータの速度制御装置において、エレベータの起動指令を受け乗りかご速度指令値を設定する乗りかご速度指令値設定手段と、制御量を乗りかご速度とし操作量を前記電動機の速度指令値とする油圧エレベータ数式モデルを予め記憶する油圧エレベータ数式モデル記憶手段と、前記油圧エレベータ数式モデル記憶手段に記憶された油圧エレベータ数式モデルに基づき制御ゲインを数式の形で演算する制御ゲイン式演算手段と、前記油圧エレベータ数式モデルのパラメータの値を設定するための数式モデルパラメータ設定手段と、前記制御ゲイン式演算手段で演算された制御ゲイン式に前記数式モデルパラメータ設定手段で設定されたパラメータの値を代入し制御ゲインを演算する制御ゲイン演算手段と、乗りかご速度の応答を所望の値に調整するための調整係数を設定する乗りかご速度応答調整手段と、乗りかご速度を検出する乗りかご速度検出手段と、前記油圧エレベータ数式モデルの状態量に該当する信号のうち制御で必要な状態量を検出する状態量検出手段と、前記制御ゲイン演算手段で演算された制御ゲイン、前記乗りかご速度応答調整手段で設定された調整係数及び状態量検出手段で検出された状態量検出値に基づいて前記乗りかご速度検出手段で検出された乗りかご速度が前記乗りかご速度指令値設定手段で設定された乗りかご速度指令値に追従するように前記電動機の速度指令値を演算する電動機速度指令値演算手段とを備えたことを特徴とする油圧エレベータの速度制御装置。
IPC (5件):
B66B 1/24 ,  B66B 1/26 ,  B66B 3/00 ,  B66B 3/02 ,  G05D 13/62
FI (5件):
B66B 1/24 ,  B66B 1/26 ,  B66B 3/00 L ,  B66B 3/02 P ,  G05D 13/62 H

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