特許
J-GLOBAL ID:200903086147541454
制御型回転差感応継手
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-048738
公開番号(公開出願番号):特開平7-259888
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 第1の回転部材と第2の回転部材の相対回転差に対する伝達トルク特性をオリフィス開度により制御する制御型回転差感応継手において、低相対回転で高伝達トルクとなるオリフィス閉じ切り付近でのトルク変動の防止を図ると共にスムーズなスプールストロークの確保とオイル漏れ防止による所望の伝達トルクの確保を図ること。【構成】 オリフィス穴10aを複数のシリンダ5に対し共通とし、かつ、周方向等間隔に2個設け、吸入通路7の途中にシリンダ室への油吸入のみを許す逆止弁14を設け、吐出通路8の途中にシリンダ内圧が所定圧以上のときにシリンダ室17からの吐出のみを許すプリセット荷重付与逆止弁15を設け、各シリンダ5の吐出通路8と可変オリフィス13とを共通な環状溝16を介して連通させた構成とした。
請求項(抜粋):
第1の回転部材に連結され、内面に内径が周方向に変化するカム面を有するハウジングと、第2の回転部材に連結され、放射状に等間隔で複数配置されたシリンダのそれぞれに前記カム面に接触するピストンが設けられたロータと、前記ピストンにて画成される各シリンダ室に連通して設けられた吸入通路及び吐出通路と、前記吐出通路からアキュムレータ室へ至る通路の途中に設けられ、オリフィスピースに形成された固定のオリフィス穴と外部からストローク制御されるスプールにより構成され、スプールのストローク位置によりオリフィス穴を開く開口面積が制御される可変オリフィスと、を備えた制御型回転差感応継手において、前記オリフィス穴を複数のシリンダに対し共通とし、かつ、周方向等間隔に2個以上設け、前記吸入通路の途中にシリンダ室への油吸入のみを許す逆止弁を設け、前記吐出通路の途中にシリンダ内圧が所定圧以上のときにシリンダ室からの吐出のみを許すプリセット荷重付与逆止弁を設け、各シリンダの吐出通路と可変オリフィスとを共通な通路を介して連通させたことを特徴とする制御型回転差感応継手。
IPC (2件):
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