特許
J-GLOBAL ID:200903086156915596

シートベルトアンカの係止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井島 藤治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-166343
公開番号(公開出願番号):特開2001-341615
出願日: 2000年06月02日
公開日(公表日): 2001年12月11日
要約:
【要約】【課題】 シートベルトに衝撃荷重が作用した際の乗員の移動量を小さくできるシートベルトアンカの係止構造を実現する。【解決手段】 ロアアーム22の貫通穴に遊嵌したストッパ52との嵌合穴41kを、後方リフタリンク41又はこの後方リフタリンク41と一体となって回動する部材に形成する。そして、この嵌合穴41kの内壁面に、ベルトアンカリンク51が衝撃荷重により回動した状態におけるストッパ52と噛み合って後方リフタリンク41の回動を規制する係止用内歯を、後方リフタリンクの回転方向に沿って複数設ける。又、ベルトアンカリンク51が衝撃荷重を受けるまでは、ストッパ52が係止用内歯と噛み合わないように、ベルトアンカリンク51を拘束する手段を設ける。
請求項(抜粋):
シートのロアアームとシートトラックのアッパレールとを前方リフタリンク及び後方リフタリンクで連結して四節回転連鎖を構成し、前記アッパレールに対して前記ロアアームを上下方向に位置調整できるようにしたシートにおける、シートベルトアンカの係止構造であって、前記ロアアームへ回動可能に取り付けられる回動中心部と該回動中心部から離れた位置にシートベルト側に連結されるベルトアンカ締結部が設けられ、更に前記ロアアームの貫通穴に遊嵌するストッパが前記回動中心部から離れた位置に突設されたベルトアンカリンクと、前記ロアアームの貫通穴に遊嵌した前記ストッパとの嵌合穴として、前記後方リフタリンク又はこの後方リフタリンクと一体となって回動する部材に形成され、該嵌合穴の内壁面には、前記ベルトアンカリンクが衝撃荷重により回動した状態における前記ストッパと噛み合い、前記後方リフタリンクの回動を規制する係止用内歯が、前記後方リフタリンクの回転方向に沿って複数設けられた嵌合穴と、前記ベルトアンカリンクが衝撃荷重を受けるまでは、前記ストッパが前記係止用内歯と噛み合わないように、前記ベルトアンカリンクを拘束するシートベルトアンカ拘束手段と、を備えたシートベルトアンカの係止構造。
Fターム (2件):
3D018CA01 ,  3D018CB04

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