特許
J-GLOBAL ID:200903086157028844

車両の挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002892
公開番号(公開出願番号):特開平5-185801
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 車輪補助操舵と、左右輪制動力差制御とで車両の挙動制御を行うに当り、後者の制御を最小限にして制動性能への影響を最小にし、又ブレーキ系の耐久性を向上させると共にエネルギー損失を抑制する。【構成】 補助操舵手段は車両の実挙動を、ステアリングホイールによる主操舵量から目標挙動設定手段が求めた挙動目標値に一致させるような補助舵角目標値を演算して車輪をこの舵角だけ操舵する。大補助操舵チェック手段により補助舵角目標値又は補助操舵実舵角の絶対値が設定値以上であるのをチェックされるまでは、上記左右輪制動力差制御手段による挙動制御を実行させない。従って、補助操舵のみでは狙いとする挙動が得られない時に限って左右輪制動力差制御を行い、左右輪制動力差制御が無駄に行われるのを防止する。
請求項(抜粋):
ステアリングホイールによる主操舵時、その主操舵量を含む走行状態に応じた車両挙動の目標値を目標挙動設定手段で演算し、前輪及び後輪の少なくとも一方を補助操舵手段により補助操舵したり、左右輪制動力差制御手段により左右輪間に制動力差を生じさせて、車両の実挙動を前記挙動目標値に一致させるようにした車両において、前記補助操舵手段は、車両の実挙動を挙動目標値に一致させるような補助舵角目標値を演算し、車輪をこの演算舵角だけ補助操舵するよう構成し、前記補助舵角目標値又は補助操舵実舵角の絶対値が設定値以上であるのをチェックする大補助操舵チェック手段を設け、該手段により設定値以上の補助舵角目標値又は補助操舵実舵角が検出された時のみ前記左右輪制動力差制御手段による挙動制御を実行させるようにしたことを特徴とする車両の挙動制御装置。
IPC (8件):
B60B 11/06 ,  B60T 8/24 ,  B60T 8/58 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D107:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-227762

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