特許
J-GLOBAL ID:200903086162535002

画像処理装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-161000
公開番号(公開出願番号):特開平9-018702
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】性質の異なる領域の分離を容易に行なうことを可能にする。【構成】文字または線画などの領域(第1の領域)と写真などの領域(第2の領域)が混在した多階調画像から各領域を分離するもので、注目画素ブロックn×nと画素ブロックm×m(m>n)を抽出するブロック抽出部105と、抽出された画素ブロックの濃度の最大値、最小値を求める最大値抽出部106及び最小値抽出部107と、最大値と最小値との差分を求める演算部108と、最大値と最小値との差分に対するしきい値を設定するしきい値設定部12と、差分としきい値とを比較する比較部109と、比較結果から注目画素ブロックが第1の領域であるか第2の領域であるかを判別する判断部110とを具備し、注目画素ブロック毎に第1の領域か第2の領域かを判別することにより領域を分離する。
請求項(抜粋):
濃淡の変化が大きい第1の領域と濃淡変化が少ない第2の領域が混在した多階調画像から、前記第1の領域と前記第2の領域とを分離する画像処理装置において、処理対象とする多階調画像からn×n画素からなる注目画素ブロックと、前記注目画素ブロックを含むm×m画素からなる画素ブロック(m>n)を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された画素ブロック中での濃度の最大値を求める最大値抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された画素ブロック中での濃度の最小値を求める最小値抽出手段と、前記最大値抽出手段によって得られた最大値と前記最小値抽出手段によって抽出された最小値との差分を求める演算手段と、前記第1の領域と前記第2の領域とを分離するための、画素ブロック中の濃度の最大値と最小値との差分に対するしきい値を設定するしきい値設定手段と、前記演算手段によって求められた差分と、前記しきい値設定手段によって設定されたしきい値とを比較することにより、前記注目画素ブロックが前記第1の領域であるか前記第2の領域であるかを判別する判別手段とを具備し、前記多階調画像から抽出される注目画素ブロック毎に、前記第1の領域であるか前記第2の領域であるかを判別することにより領域を分離することを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
H04N 1/40 ,  G06T 7/00
FI (2件):
H04N 1/40 F ,  G06F 15/70 330 Q

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