特許
J-GLOBAL ID:200903086170150896
ディジタルデータの符号化方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-247336
公開番号(公開出願番号):特開平11-085195
出願日: 1997年09月11日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 聴感特性と記録する目的を考慮してビットを割り当て、効率の良い符号化を行い、音質の優れたディジタルデータを記録することにより、ソースデータを聴感上より良く再現できるディジタルデータの符号化方法を提供する。【解決手段】 step1では、記録する目的に最も好ましいと想定されたマスキング特性が設定される。このマスキング特性は、記録する目的の有する周波数特性に相関しており、ソースデータの重要と予想される周波数帯域にビットを密に割り当てるような、重み付けのパラメータのテーブルとしてあらかじめ用意されている。step2では、step1で設定されたマスキング特性に基づいて、目的に最適なビット割当て方法が、三つのビット割当て方法の中から選択される。step3では、step2で選択されたビット割当て方法によって、ビットが割り当てられる。step4では、step3で得られたビット割当て方法に従って、符号化される。
請求項(抜粋):
音源の発する楽音、音声等のディジタルデータを周波数領域に変換し、変換されたスペクトラムを複数の周波数帯域に分割し、各周波数帯域ごとにビット割当てを行って符号化する方法において、聴覚心理特性を反映して、上記各周波数帯域のパワーまたはエネルギの大きさから各周波数帯域のマスキング閾値対雑音比を求め、該マスキング閾値対雑音比の大小に基づいて上記ビット割当てを行う方法と、各周波数帯域のパワーまたはエネルギの代表値に基づいて上記ビット割当てを行う方法と、上記2種類の方法の処理にそれぞれ重み付けを行って上記ビット割当てを行う方法とを、記録する目的ごとにあらかじめ用意されたマスキング特性に基づいて、切換え可能とすることを特徴とするディジタルデータの符号化方法。
IPC (4件):
G10L 7/04
, G11B 20/10 301
, H03M 7/30
, H04B 14/04
FI (4件):
G10L 7/04 G
, G11B 20/10 301 Z
, H03M 7/30 A
, H04B 14/04 Z
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