特許
J-GLOBAL ID:200903086174707399

局部延性の優れた高張力薄鋼板とその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265337
公開番号(公開出願番号):特開平5-070886
出願日: 1991年09月17日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 局部延性を始めとした加工性に優れ、またC含有量の大きな変化なしに強度レベル調整が行える外観良好な高張力鋼板を安定提供する。【構成】 薄鋼板を、C:0.05〜 0.3%,Si: 2.0%以下,Mn: 0.5〜 4.0%,P: 0.1%以下,S: 0.1%以下,Ni:0〜 5.0%,Al: 0.1%を超え 2.0%以下,N:0.01%以下で、かつ「 Si(%)+Al(%) ≧ 0.5」,「 Mn(%)+1/3 Ni(%)≧ 1.0」を満足する成分組成であって、しかも体積率にて5%以上の残留オ-ステナイトを含んだ組織を有して成る構成とする。また、上記組成の鋼片を熱間圧延後300〜720°Cで巻取り、次いで脱スケ-ル処理後に圧下率:30〜80%で冷間圧延し、その後の連続焼鈍工程においてAc1変態点以上Ac3変態点以下の温度域に加熱し、かつ冷却の途中で550〜350°Cの温度域に30秒以上保持するか400°C/min以下の冷却速度で徐冷することにより前記鋼板を得る。
請求項(抜粋):
C,Si,Mn,P,S,Al及びNの含有量が重量割合にてC:0.05〜 0.3%, Si: 2.0%以下, Mn: 0.5〜 4.0%,P: 0.1%以下, S: 0.1%以下, Al: 0.1%を超え 2.0%以下,N:0.01%以下で、かつSi(%)+Al(%) ≧ 0.5を満足すると共に残部がFe及び不可避的不純物から成る成分組成であって、しかも体積率にて5%以上の残留オ-ステナイトを含んだ組織を有して成ることを特徴とする、局部延性の優れた高張力薄鋼板。
IPC (6件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-241120
  • 特公昭62-035461
  • 特開昭61-157625

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