特許
J-GLOBAL ID:200903086177579499

水中ポンプにおけるオイル室内軸封装置摺動面の潤滑油保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-228914
公開番号(公開出願番号):特開平11-063243
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【目的】水中ポンプにおけるオイル室内中央部から周壁方向への潤滑油の散逸を防止すると共に潤滑油中への空気の混入を生じさせることなく、軸封装置摺動面の有効な潤滑と冷却作用が行われ、それがポンプ軸の逆回転時にも同様に機能する潤滑油保持装置を提供する。【構成】オイル室3内におけるダブル型軸封装置11の外側囲繞する環状壁体10の内周面に、ポンプ軸4の正回転方向に向かって上り勾配の傾斜面を有するガイドベーンG1と、逆回転方向に向かって上り勾配の傾斜面を有するガイドベーンG2とを背向状に定着させ、環状壁体10の上端縁とモータ側ハウジング1hとが接近した間隙部分をオイルの流出口13aに形成し、ポンプ側ハウジング2hと当接する環状壁体10の下方部にオイルの流入口13bを開設した。
請求項(抜粋):
モータ室とポンプ室との間に介在するオイル室内におけるダブル型軸封装置の外側を環状壁体で囲繞し、該環状壁体の上縁部を上部のフローティングシートとシールリングとの摺動面よりも上方部においてモータ側ハウジングに接近させ下端縁はポンプ側ハウジングに当接させ、ポンプ軸の正回転方向に対向して上り勾配の傾斜面を有するガイドベーンと、ポンプ軸の逆回転方向に対向して上り勾配の傾斜面を有するガイドベーンとを、環状壁体の上縁部内周面において両ガイドベーンの上端部が互いに接近し、環状壁体の下縁部内周面において両ガイドベーンの下端部が離隔した態様により、環状壁体の内周面に沿って背向状に定着させ、両ガイドベーンの背向面間において環状壁体の下方部にオイルの流入口を開設し、環状壁体の上端縁とモータ側ハウジングとの間に形成される間隙部をオイルの流出口に形成したことを特徴とする、水中ポンプにおけるオイル室内軸封装置摺動面の潤滑油保持装置。
IPC (2件):
F16J 15/34 ,  F04B 39/02
FI (2件):
F16J 15/34 J ,  F04B 39/02 P

前のページに戻る