特許
J-GLOBAL ID:200903086183987329

乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-218457
公開番号(公開出願番号):特開2003-025889
出願日: 2001年07月18日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 乗員の減速度を好適に低減する車体減速度波形を実現する。【解決手段】 シートベルト3の一端を結合したリトラクタ11を、スライドレール12aに支持されたスライダ12bに取り付け、スライダとシート1とをアウタ付きケーブル13を介して互いに連結し、アクチュエータ8によりシートを移動可能にする。衝突初期にアクチュエータによりシートを車体後方へ移動させることによりリトラクタを移動させてシートベルトの拘束を強め、衝突中期にはアクチュエータの緩衝体によりシート及びリトラクタに逆向きの減速度を発生させる。衝突初期にシートベルトのリトラクタ側アンカに平均減速度(車体減速度)より大きい減速度を発生させて乗員と車体とをできるだけ早く一体化して、衝突終期には乗員・車体が一体となって平均的な減速度で減速させることができるため、乗員減速度の低減に好ましい車体減速度波形を実現することができる。
請求項(抜粋):
シートに着座した乗員を拘束するシートベルトの少なくとも一部を結合されかつ当該シートベルトを当該乗員の拘束を強める拘束強め方向に移動可能に車体に設けられたベルト結合可動部と、前記ベルト結合可動部と前記シートとを連結するケーブルとを有し、前記ケーブルを介して前記ベルト結合可動部が前記拘束強め方向に移動するように前記シートを変位可能にすると共に、車体の前方衝突を検出するための衝突検出手段と、前記衝突検出手段による検出信号の発生に応じて前記ベルト結合可動部を前記拘束強め方向に変位させる力を前記シートに加えるべく前記シートと車体との間に設けられた第1の加速度発生手段と、前記シートが所定量移動したらその後の移動を阻止する向きの力を前記シートに加えるべく、前記車体と前記シートとの間に設けられた第2の加速度発生手段とを有することを特徴とする乗員保護装置。
IPC (3件):
B60N 2/42 ,  B60R 22/24 ,  B60R 22/26
FI (3件):
B60N 2/42 ,  B60R 22/24 ,  B60R 22/26
Fターム (7件):
3B087DE06 ,  3D018CA03 ,  3D018CA09 ,  3D018CB02 ,  3D018CB05 ,  3D018CC04 ,  3D018CD01

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