特許
J-GLOBAL ID:200903086185539188

油圧システムの回路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-213596
公開番号(公開出願番号):特開平10-061617
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 故障し難くコンパクトで且つ安価な油圧システムを開発する。【解決手段】 油圧システムに各2組の供給チェック弁37a,bと送りチェック弁35a,b と戻しパイロットチェック弁36a,b を設け、油タンクに油圧回路を持つクーラ38を設け、冷却作動油を油圧ポンプに送る分岐流路を設け、正方向に流す場合には各一組の供給チェック弁と送りチェック弁と戻しパイロットチエック弁を開状態にし、各他組の前記3種弁を閉状態にしてシリンダ下室に作動油を導びきピストンロッドを伸長させシリンダ上室から油を油タンクに排出する第一系統回路を形成し、逆方向に流す場合には前記他組の各3種弁および前記一組の3種弁をそれぞれ開状態および閉状態にして、シリンダ上室に作動油を導びきピストンロッドを収縮させシリンダ下室から油を油タンクに排出する第二系統回路を形成し、クーラから吐出される冷却作動油により油圧シリンダ装置を作動させる。
請求項(抜粋):
正逆2方向に作動油を供給可能とする油圧ポンプと、油圧ポンプにより作動油が導かれることにより、ピストンロッドの伸長、収縮工程を実施する油圧シリンダ装置と、油圧ポンプに作動油を供給する油タンクとからなる油圧システムの回路構造において、前記油圧システムに各2組の、供給チェック弁と、送りチェック弁と、戻しパイロットチェック弁を設け、前記油タンクに油圧回路を形成させたクーラを設け、クーラから吐出される冷却作動油を油圧ポンプに送る分岐流路を設けて、正方向に作動油を流す場合には、前記各一の組の、供給チェック弁と、送りチェック弁と、戻しパイロットチエック弁を開状態にし、各他の組の供給チェック弁と、送りチェック弁と、戻しパイロットチエック弁を閉状態にして、油圧シリンダ装置のシリンダ下室に作動油を導びき、ピストンロッドの伸長工程を実施させ、シリンダ上室から押出される作動油を油タンクに排出する第一の系統の油圧回路を形成し、逆方向に作動油を流す場合には、各他の組の、供給チェック弁と、送りチェック弁と、戻しパイロットチエック弁を開状態にし、前記各一の組の供給チェック弁と、送りチェック弁と、戻しパイロットチエック弁を閉状態にして、油圧シリンダ装置のシリンダ上室に作動油を導びき、ピストンロッドの収縮工程を実施させ、シリンダ下室から押出される作動油を油タンクに排出する第二の系統の油圧回路を形成し、クーラから吐出される冷却作動油により油圧シリンダ装置を作動させることを特徴とする油圧システムの回路構造。
IPC (2件):
F15B 21/04 ,  B66F 3/24
FI (2件):
F15B 21/04 A ,  B66F 3/24 K
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭56-101405
  • 特開昭62-052209
  • 特開平4-325222
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