特許
J-GLOBAL ID:200903086186501842
耐ピッチング性に優れる合金鋼
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151627
公開番号(公開出願番号):特開平9-316600
出願日: 1996年05月22日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 高面圧で大きな滑りを伴って接触する慴動、転動部品等に適した耐ピッチング性に優れた合金鋼を提供する。【解決手段】 合金鋼の全量を100重量%(以下、%という。)とした場合に、0.10〜0.30%のC、1.5%以下のSi、0.3〜2.0%のMn、0.03%以下のP、0.05%以下のS、0.01〜0.05%のAl及び0.005〜0.20%のTeを含有し、且つ生成するTe化介在物、即ち、Mn-Te共晶及びMn-Te-S三元共晶において、極値統計法によって推定されるその最大面積の平方根が、Teの含有量との相関によって表わされる特定の式による値未満となるように、上記合金鋼を調製する。また、上記各元素の他、特定量のNi、Cr、Mo又はNb、Vを含有させることもできる。更に、適量のPb、Ca、Bi、B、Ti、W及びZr等を添加することもできる。
請求項(抜粋):
合金鋼の全量を100重量%とした場合に、該合金鋼は、0.10〜0.30重量%のC、1.5重量%以下のSi、0.3〜2.0重量%のMn、0.03重量%以下のP、0.05重量%以下のS、0.01〜0.05重量%のAl及び0.005〜0.20重量%のTeを含有し、且つ上記合金鋼中のTe化介在物に関して下記の式が成り立つことを特徴とする耐ピッチング性に優れる合金鋼。D≦15.3T+6.89〔但し、Dは、上記合金鋼を光学顕微鏡によって倍率1000倍で100視野観察した場合の、各視野における上記Te化介在物の最大面積(μm2 )に基づき、極値統計法によって推定した上記合金鋼中のTe化介在物の最大面積の平方根である。また、Tは上記合金鋼中のTeの含有量(重量%)である。〕
IPC (2件):
C22C 38/00 301
, C22C 38/60
FI (2件):
C22C 38/00 301 Z
, C22C 38/60
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