特許
J-GLOBAL ID:200903086195045949

処理順序計画生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桂木 雄二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148015
公開番号(公開出願番号):特開平5-324665
出願日: 1992年05月15日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 実際の製造工程のような複雑な工程や様々な厳しい制約条件が存在する工程においても柔軟性のある好適な処理順序計画を提供する。【構成】 複数の制約条件に優先度を付与することで、厳しい制約条件下で該当する対象が存在しないような場合であっても、該当する対象が現れるまで前記優先度を変化させて関係する制約条件を緩和し好適な順序計画を生成する。また、ある優先度で関係する制約条件が複数有れば、その各々に対して緩和処理を実行し、それぞれ該当する対象が現われれば、それぞれに対して順序計画が作成され、1つの順序づけ問題に対して複数の計画案が生成される。
請求項(抜粋):
処理工程における複数の制約条件のもとで、ある評価基準を用いてN個(N≧3)の対象の処理順序を計画する方法において、前記複数の制約条件には条件緩和の順序を定める優先度が予め付与され、1番目の処理対象が適宜選択された後、(1) 前記N個の対象の処理順序がi(1≦i≦N-1)番目まで決定され、且つi+1番目の対象として前記複数の制約条件を満たす1以上の対象が存在する場合には、前記評価基準によって決定される1つの対象を前記i+1番目の処理対象として選定し、(2) 前記N個の対象の処理順序がi番目まで決定され、且つi+1番目の対象として前記複数の制約条件を全て満たす対象が存在しない場合には、満たされなかった制約条件のうち前記優先度に従って選ばれた1以上の緩和対象制約条件の各々を予め定められた範囲で別々に緩和し、a)前記各緩和後の制約条件の各々について満たす対象が存在しなければ、緩和後の制約条件を満たす前記対象が存在するまで前記優先度に基づいて制約条件を順次緩和させ、b)前記各緩和後の制約条件の各々について満たす1以上の対象が存在すれば、前記評価基準によって決定される1つの対象をi+1番目の候補対象としてそれぞれ選定する、ことによって、前記1以上のi+1番目の候補対象の各々に続く対象の処理順序を逐次決定することを特徴とする処理順序計画生成方法。

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