特許
J-GLOBAL ID:200903086202611408

部分放電測定における部分放電電荷量の校正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-183600
公開番号(公開出願番号):特開平5-322965
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 電力ケーブルに部分放電が発生したとき精度の高い部分放電電荷量の測定を行うことができる、部分放電電荷量の校正方法を提供すること。【構成】 電力ケーブル1の中間絶縁接続部2をはさんだ両側に検出インピーダンス4を接続し、電力ケーブル1の中間絶縁接続部2の両側から、静電容量Cp1またはCp2、および、Ch を介して校正用の電荷を注入する。その際、上記静電容量Cp1,Cp2,Ch の内の値が既知な一部の静電容量Cp1,Cp2の値を切り換えて、それぞれにおける検出インピーダンス4の両端電圧を測定する。そして、測定された検出インピーダンス4の両端電圧値などに基づき、値を把握できない静電容量Ch の値を算出し、算出された静電容量容量に基づき校正電荷注入量を求める。また、Cp1,Cp2とCh の比を0.05以下とすることにより、針さし欠陥による部分放電か空げき欠陥による部分放電かを判定することもできる。
請求項(抜粋):
電力ケーブルの中間絶縁接続部をはさんだ両側に検出インピーダンスを接続し、電力ケーブルの上記中間絶縁接続部の両側から、静電容量を介して電荷を注入して部分放電電荷量の校正をおこなう、部分放電測定における部分放電電荷量の校正方法において、シース側から電荷を注入するに際して、上記静電容量の内の値が既知な一部の静電容量の値を異なった2以上の値に変化させて、それぞれにおける検出インピーダンスの両端電圧を測定し、測定された2以上の電圧値に基づき、校正回路における未知の回路定数を決定することを特徴とする部分放電測定における部分放電電荷量の校正方法。

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