特許
J-GLOBAL ID:200903086225948060
ノイズキャンセラ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-042926
公開番号(公開出願番号):特開平5-241582
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 マイクロホンからの音声信号に混入した雑音成分を除去する。【構成】 マイクロホン1は発言者に近接して配置され、マイクロホン2は雑音源に近接して配置される。従って、マイクロホン1にはマイクロホン2より遅れて雑音が入力されるので、遅延回路32の遅延時間は、雑音の伝播遅延と遅延回路31の遅延とを加えた値に設定する。また、マイクロホン2に入力される雑音のレベルはマイクロホン1に入力される雑音のレベルより高いので、可変利得調整回路42によって信号レベルを減衰させ、可変利得調整回路41,42の出力における雑音成分のレベルを一致させる。その結果、減算器5には、雑音成分が同一の位相および同一のレベルで入力され、雑音成分は相殺されて音声信号のみが減算器5より出力される。エコーキャンセラ6はさらに温度や湿度が変化したとき、適応的に動作して雑音成分を完全に相殺し、除去する。
請求項(抜粋):
第1のマイクロホンからの信号を遅延させる第1の可変遅延回路と、前記第1のマイクロホンからの信号のレベルを調整するための第1の可変利得調整回路と、第2のマイクロホンからの信号を遅延させる第2の可変遅延回路と、この遅延回路の出力信号のレベルを調整するための第2の可変利得調整回路と、前記第1の可変遅延回路および前記第1の可変利得調整回路により遅延されレベル調整された前記第1のマイクロホンからの信号より前記第2の可変利得調整回路の出力信号を減じる減算器と、この減算器の出力信号を送信入力信号とし、前記第2の可変遅延回路の出力信号を受信入力信号とするエコーキャンセラとを備えたことを特徴とするノイズキャンセラ。
IPC (2件):
G10K 11/16
, H04R 3/00 320
前のページに戻る