特許
J-GLOBAL ID:200903086227649825

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203299
公開番号(公開出願番号):特開平11-044331
出願日: 1997年07月29日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】制動時のディスクロータの面振れに対するシリンダボディの追従性を向上させたい。【解決手段】メインピン5Aが嵌合する嵌合孔6Aに、メインピン5Aの先端部が嵌合する部分が小径部6bとなり、その開口端部6c側が大径部6dとなるように、段差部6eを形成する。大径部6dの内径は、サブピン5Bが嵌合する嵌合孔6Bの内径と等しくする。段差部6eの形成位置は、制動時にシリンダボディ4に入力される制動力FC の中心位置に合わせる。嵌合孔6A及び6Bの開口端部6cから若干内側に入り込んだ内周面には、周方向に連続した溝6fを形成し、ゴム状弾性体からなるダストブーツ4aの端部を、開口端部6cから嵌合孔6A,6Bに挿入し溝6f内に収容する。これにより、メインピン5A及びサブピン5Bを、嵌合孔6A,6Bの開口端部6cに、ダストブーツ4aによって弾性支持する。
請求項(抜粋):
車輪と共に回転するディスクロータを両側から挟み込むように対向配置される一対のブレーキパッドと、車体側に固定され且つ前記一対のブレーキパッドをディスクロータ軸方向に進退可能に支持するトルクメンバと、前記一方のブレーキパッドの背面側に対向するシリンダ孔及び前記他方のブレーキパッドの背面側に対向する爪部を有し且つ一対のスライドピン及びこれが摺動自在に嵌合する一対の嵌合孔を介してディスクロータ軸方向に進退可能に前記トルクメンバに支持されるシリンダボディと、前記シリンダ孔に収容され且つ前記一方のブレーキパッドを押圧可能なピストンと、を備えたディスクブレーキ装置において、前記一対のスライドピンのうち前記嵌合孔とのクリアランスが小さいメインのスライドピンを、前記嵌合孔の開口端部に弾性的に支持するとともに、その嵌合孔内には、その開口端部側が大径となる段差部を、制動時に前記ディスクロータから前記シリンダボディに伝達される制動力の中心位置に形成したことを特徴とするディスクブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 65/02 ,  F16D 55/224 106
FI (2件):
F16D 65/02 N ,  F16D 55/224 106 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-176822
  • 特開平1-250628
  • 特開平1-176822
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