特許
J-GLOBAL ID:200903086228870835

並列プログラム自動生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-226397
公開番号(公開出願番号):特開平10-069469
出願日: 1996年08月28日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 並列計算機向けの並列プログラムを自動生成する。【解決手段】 逐次型入力プログラムをライブラリコール部分とユーザプログラム部分に分割し(処理18)、プロセッサへのデータの分割方式の複数の候補のそれぞれについて、前者の実行時間をライブラリ付属の性能予測モデルにより推定し(処理20)、後者の実行時間をプログラムの静的な解析により推定し(処理19)、その結果に基づき最適なデータ分割方式を決定する(処理21)。性能予測モデルとしては、ライブラリが線形計算ライブラリの場合は、アルゴリズムの部品化に基づくモデルを用いる。【効果】 各データ分割方式に対するプログラムの実行時間を精度良く予測することができ、最適なデータ分割方式の自動決定が可能となるため、並列計算機の性能を最大限に引き出すプログラムを自動生成できる。
請求項(抜粋):
ライブラリコールを含む逐次形の入力プログラムから、複数台のプロセッサからなる並列計算機システム上で実行される並列プログラムを自動生成する方法であって、(1)問題サイズ、実行時プロセッサ台数、プロセッサへのデータ分割方式及び分割パラメータの少なくとも1個を含む並列パラメータに基いてライブラリの実行時間を推定する性能予測モデルをライブラリ内に設け、(2)該入力プログラムをライブラリコールの部分とユーザプログラムの部分とに分け、(3)ユーザプログラムの部分に対しては、データ分割方式に関する複数の候補について、各分割方式を採用した場合の演算時間と通信時間とを該入力プログラムの静的な解析により予測して実行時間を推定し、(4)ライブラリコールの部分に対しては、ライブラリ内に設けた上記性能予測モデルを用いて各分割方式を採用した場合のライブラリ実行時間を推定し、(5)各分割方式に対する両実行時間の和が最小となる分割方式を選択し、(6)選択された分割方式にたいする並列プログラムを生成する、ことを特徴とする並列プログラム自動生成方法。
IPC (3件):
G06F 15/16 430 ,  G06F 9/45 ,  G06F 15/177
FI (3件):
G06F 15/16 430 A ,  G06F 9/44 322 F ,  G06F 15/16 420 S

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