特許
J-GLOBAL ID:200903086229297098

電気光学的系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-087597
公開番号(公開出願番号):特開平5-105878
出願日: 1992年03月12日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 2枚の電極層の間に液晶混合物と光学的に透明なポリマー性媒質とを含み、電極の一方がそのピクセルに総合されている非線形アドレッシング素子を有するアクティブマトリックスとして形成され、もう一つの電極層は対極を形成している電気光学的系を提供する。【構成】 液晶混合物が式(I) の少なくとも1種類の化合物を含み、媒質の前駆体は弗素化された、オリゴフルオロ化された又はパーフルオロ化された1つ以上のモノマー類、オリゴマー類及び/又はプレポリマー類よりなる成分Aを 0.1ないし 95.0 %の範囲で含有する。
請求項(抜粋):
2枚の電極層の間に液晶混合物と、及びもう一つの光学的に透明なポリマー性媒質とを含み、その際電極の一方がそのピクセルに総合されている非線形アドレッシング素子を有するアクティブマトリックスとして形成されており、一方もう一つの電極層は対極を形成し、その液晶分子はスイッチオフの状態において不規則整列を有し、その液晶混合物の屈折率の1つはポリマー性媒質の屈折率nm と本質的に等しく、及び/又はその液晶混合物の質量とその光学的に透明な媒質の質量との商が1.5又はそれ以上であり、そしてその2つのスイッチング状態の一方において、入射光の偏光に関わりなくもう一方の状態よりも低下した透明度を有する、電気光学的系において、その液晶混合物が下記式 (I)【化1】の1種以上の化合物を含み、その際この式においてZ1 及びZ2 は互いに独立に単結合、-CH2CH2-、-COO-、-OCO-又は-C≡C-を表わし、【化2】は互いに独立にtrans-1,4-シクロヘキシレン、1,4-フェニレン、2-フルオロ-1,4-フェニレン、3-フルオロ-1,4-フェニレン、2,3-ジフルオロ-1,4-フェニレン、又は3,5-ジフルオロ-1,4-フェニレンを表わし、そして【化3】の一方は択一的にピリミジン-2,5-ジイル、ピリジン-2,5-ジイル又はtrans-1,3-ジオキサン-2,5-ジイルであり、X1、X2、X3及びX4は互いに独立にH又はFであり、Qは CF2、OCF2、C2F4、OC2F4 又は単結合を表わし、YはH、F又はClであり、nは0、1又は2であり、そしてRは1ないし12個の炭素原子を有するアルキルであって、その際更に非隣接の1つ又は2つのCH2基は-O-及び/又は-CH=CH-によって置き換えられていてもよく、そして上記媒質の前駆体がその液晶混合物のこの前駆体の中への溶解度を高めるために、1種類以上の、弗素化された、オリゴフルオロ化された、又はパーフルオロ化されたモノマー類、オリゴマー類、及び/又はプレポリマー類よりなる成分Aを0.1ないし95.0%の範囲で含んでいることを特徴とする、上記電気光学系。
IPC (2件):
C09K 19/42 ,  G02F 1/13 500

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