特許
J-GLOBAL ID:200903086246056622

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-186974
公開番号(公開出願番号):特開平6-032143
出願日: 1992年07月14日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 内気循環によって車室内を暖房する際、乗員数に応じて湿度が変化するのに着目して不必要な除湿をなくし、暖房能力を向上する、あるいは暖房にかかるエネルギーを少なくする。【構成】 ダクト2内に内気を吸引し、加熱手段19で室内に吹き出される空気を加熱する内気循環の暖房運転を行う際、制御装置47は、イグニッションがONされてからの経過時間が、乗員数によって設定された除湿開始時間に達すると、ダクト2内に外気を吸引するとともに、冷却手段18を作動させた除湿運転を所定時間行う。除湿後、再び内気循環の暖房運転を行い、前回の除湿が終了してからの経過時間が、除湿開始時間に達すると、除湿運転を所定時間行う。そして、上記を繰り返し、不必要な除湿を行なわずに窓ガラスの曇りを防ぐ。
請求項(抜粋):
空気を車室内に向かって送るダクトと、このダクトにおいて車室に向かう空気流を生じさせる送風機と、前記ダクトに配置され、通過する空気を加熱する加熱手段とを備え、ダクト内に室内空気を吸引した内気循環の暖房が可能に設けられるとともに、前記ダクトが車室外空気を導入することによって、あるいは前記ダクト内に配置されて通過する空気を冷却する冷却手段を作動させることによって、除湿が可能な車両用空気調和装置であって、この車両用空気調和装置は、車両乗員数を検出する乗員数検出手段を備え、内気循環の暖房を行う際、前記乗員数検出手段によって検出された乗員数に応じて設定された除湿開始時間に達すると除湿を行なわせる制御回路を備えることを特徴とする車両用空気調和装置。

前のページに戻る