特許
J-GLOBAL ID:200903086251734949

送電線路用碍子の振動検出装置及びその光軸調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-073923
公開番号(公開出願番号):特開平6-288988
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 大口径の対物レンズが必要となる碍子のレーザ照射状態のモニター及び干渉信号検出用の光学系を共通とし、小型・軽量化を図る。【構成】 収納ケース10に送電線路用碍子の表面に向かって振動検出用レーザ光R1を対物レンズ27を通して照射するレーザ光発生器11を設ける。碍子からの強反射点を確認するための強反射点確認用レーザ光R3を発生する機能を第1音響光学素子16に付与する。又、前記碍子からの振動検出用反射レーザ光R2及び強反射点確認用反射レーザ光R4を受光する対物レンズ42を前記収納ケース10に設ける。該対物レンズ42の下流側に反射レーザ光R2と参照レーザ光R5の光干渉を行う無偏光ビームスプリッタ47を設ける。さらに、前記振動検出用レーザ光R1の光軸を補正する第1凹レンズ25を電動スライドステージ28に支持する。
請求項(抜粋):
送電線路用碍子に振動検出用光を照射する照射光学系と、送電線路用碍子からの反射光を受光する受光学系を備え、前記振動検出用反射光と基準となる参照光とを光干渉させ、この光干渉信号を光・電気変換器により電気信号に変換した後、送電線路用碍子の振動を計測する振動計測部を備えた送電線路用碍子の振動検出装置において、前記受光学系を照射光学系と独立して設け、該受光学系に送電線路用碍子の光反射状態を確認するための反射状態モニター光学系を組み込み、さらに前記照射光学系の照射用対物レンズ上流側に、振動検出用照射光の光軸を補正する光軸補正手段を設けたことを特徴とする送電線路用碍子の振動検出装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-281425

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