特許
J-GLOBAL ID:200903086255699676
一方向性けい素鋼板の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312603
公開番号(公開出願番号):特開平9-157744
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課 題】 鋼板長手方向で均一、安定した磁気特性を有する一方向性けい素鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 含けい素鋼スラブを熱間圧延し、その際、仕上圧延出側の鋼板温度(FDT)を鋼板長手方向にわたり測定し、その後最終冷間圧延の少なくとも最終パスにおいて、該FDTに応じ、摩擦係数調整手段により、予め設定した摩擦係数に調整しながら圧延する。設定する摩擦係数μf はμf ≧0.00025 ×(FDT)-0.20とすることが好ましい。FDT:840 〜920 °Cの範囲で特に上記μf 範囲に制御するのが好ましい。
請求項(抜粋):
含けい素鋼スラブを加熱したのち、粗圧延、仕上圧延からなる熱間圧延を施し、ついで1回または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延により最終冷延板とし、その後脱炭・一次再結晶焼鈍を施したのち、鋼板表面に MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、ついで最終仕上焼鈍を施す一連の工程によって一方向性けい素鋼板を製造するにあたり、前記熱間仕上圧延における出側の鋼板温度(FDT)を鋼板長手方向にわたり測定し、最終冷間圧延の少なくとも最終パスにおいて、圧延ロールのロール径を250mm 以上とし、かつ該FDTに応じ、摩擦係数調整手段により予め設定した摩擦係数に調整しながら圧延することを特徴とする均一な磁気特性を有する一方向性けい素鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/12
, B21B 3/02
, H01F 1/16
FI (3件):
C21D 8/12 B
, B21B 3/02
, H01F 1/16 B
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