特許
J-GLOBAL ID:200903086257182204

連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209860
公開番号(公開出願番号):特開平5-329606
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 制御精度のよい鋳片の引抜き速度制御系を用いて鋳型内の湯面レベルを制御するに際して,操業因子の変化傾向に基づいて第1の注湯量制御系を適時併用することにより,湯面レベルを安定して精度よく制御することのできる連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御装置の提供。【構成】 連続鋳造機2の鋳型内湯面レベル制御装置1では,引抜き速度制御系を構成する第2制御器12が鋳片6の引抜き速度Vを制御することにより鋳型3内の溶鋼の湯面レベルLを制御する。一方,第1の注湯量制御系を構成する第4の制御器13が引抜き速度Vの時系列データに基づいてストッパ開度の操作量を演算し溶鋼4の注入量を制御する。上記引抜き速度Vが変化する場合でも,上記引抜き速度Vがその限界値に達する以前に設定値に戻される。その結果,上記引抜き速度制御系による鋳型内湯面レベルの高精度の制御が継続される。
請求項(抜粋):
鋳型内の溶鋼の湯面レベルを一定に保ちつつタンディッシュから鋳型内に注入された溶鋼を上記鋳型から引抜くことにより鋳片を製造する連続鋳造機の操業因子の設定値からの偏差に応じて上記鋳型への溶鋼の注湯量を制御する第1の注湯量制御系と,検出された上記湯面レベルの目標値からの偏差に応じて上記引抜き速度を制御する引抜き速度制御系とを併用して,上記溶鋼の湯面レベルを制御する鋳型内湯面レベル制御装置において,上記溶鋼の湯面レベルを上記引抜き速度制御系を用いて制御するに際して,上記湯面レベルの目標値からの偏差を含む操業因子の変化傾向に基づいて,上記第1の注湯量制御系を併用することを特徴とする連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御装置。
IPC (5件):
B22D 11/18 ,  B22D 11/16 104 ,  G05D 9/12 ,  G06F 15/18 ,  G06G 7/60
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-097347
  • 特開昭54-077229

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