特許
J-GLOBAL ID:200903086270198276

チャープパルス圧縮追尾レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254461
公開番号(公開出願番号):特開平6-109833
出願日: 1992年09月24日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 目標からの反射信号にドップラー偏移があっても、パルス圧縮フィルタによるパルス圧縮率が低下して最大探知距離が低下したり、レンジサイドローブが発生して目標近距離にある別目標の探知を困難にしたり、虚目標を発生したりすることがないチャープパルス圧縮追尾レーダ装置を得る。【構成】 パルス伸張フィルタに、送信パルス幅よりも長い分散時間を持つ分散型遅延線を使用するとともに、パルス圧縮フィルタの出力の一部を周波数弁別回路に入力し、周波数弁別回路の出力電圧によって、インパルスゲートの発生タイミングを変化させるようにした。もしくは、パルス伸張フィルタに、送信パルス幅よりも長い分散時間を持つ分散型遅延線を使用するとともに、ビデオ信号の一部を距離変化計算回路に入力して目標の接近速度を計算して、その結果によりインパルスゲートの発生タイミングを変化させるようにした。
請求項(抜粋):
コーヒーレント発振器と、コーヒーレント発振器の出力信号のごく短時間部分を切り取るインパルス発生器と、レーダの送信パルス幅より長い分散時間を有する分散型遅延線で構成したパルス伸張フィルタと、パルス伸張フィルタ出力の一部を切り取る送信パルス発生器と、安定化局部信号発振器と、安定化局部信号発振器の出力と送信パルス発生器の出力を混合するミキサと、ミキサの出力を増幅する送信機と、アンテナと、送受信でアンテナを共用するための送受切替器と、受信波と安定化局部信号発振器の出力を混合するミキサと、パルス伸張フィルタと逆の分散スロープ特性を有し、分散時間が送信パルス幅に等しい分散型遅延線で構成したパルス圧縮フィルタと、パルス圧縮フィルタの出力を分ける分配器と、分配後の信号からビデオ信号を作るための位相検波器と、もう一つの分配後の信号の出力周波数を検出する周波数弁別器と、インパルス発生器を駆動するためのインパルスゲートを作成するインパルスゲート発生回路と、送信パルス発生器を駆動するための送信パルスゲートを発生する送信パルスゲート発生回路と、各回路の基準タイミング信号を発生するトリガ信号発生回路を有する、チャープパルス圧縮追尾レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/28 ,  G01S 13/66

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