特許
J-GLOBAL ID:200903086273568490

パッシブシールド型超電導磁石

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-347113
公開番号(公開出願番号):特開平11-155831
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 漏洩磁場が冷凍機に悪影響を及ぼすことのないパッシブシールド型超電導磁石を提供する。【解決手段】 均一磁場領域(10)を挾んで1組の超電導コイル(2)とこれを収容する冷却容器(3)とから成る静磁場発生源(1)が上下方向に配列され、その上下に磁気シールド板(2)が、その側方に2本のヨーク(5)が配列されている。磁気シールド板(4)とヨーク(5)は強磁性体から成り、それらの組合せは、静磁場発生源(1)が均一磁場領域(10)に発生する磁束線(14)の帰路を構成する。冷却容器(3)を冷却する冷凍機(12)は、上側磁気シールド板(4)上の、2つのシールド・ヨーク接合部位(磁気シールド板(4)とヨーク(5)とを接合する部分)(11)を結ぶ線分のほぼ垂直2等分線上に設置される。この部分は、上側磁気シールド板(4)上で漏洩磁場の最も小さい位置であるので、冷凍機(12)に対する磁場の悪影響が最も小さくなる。
請求項(抜粋):
上下方向に対向して配置された1組の超電導コイルと、それぞれの超電導コイルを収納し冷却する1組の冷却容器とから成る静磁場発生源を有し、該静磁場発生源の上下外側に強磁性体から成る磁気シールド板を配置し、該上下の磁気シールド板の間を1本以上の強磁性体から成るヨークにて結合するパッシブシールド型超電導磁石において、前記冷却容器を冷却する冷凍機が上側磁気シールド板の上で、かつ、該上側磁気シールド板と前記ヨークの接合部位(以下、シールド板・ヨーク接合部位という)から離れた位置に取り付けられていることを特徴とするパッシブシールド型超電導磁石。
IPC (3件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/421 ,  H01F 6/00 ZAA
FI (4件):
A61B 5/05 331 ,  A61B 5/05 362 ,  G01N 24/02 540 A ,  H01F 7/22 ZAA A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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