特許
J-GLOBAL ID:200903086274662520

車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041043
公開番号(公開出願番号):特開平10-236186
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 車両の旋回挙動を安定化させる制御作動に際して旋回挙動安定化作用と車両の駆動力とが共に得られる車両の制御装置を提供する。【解決手段】 ギヤ段決定手段174により、旋回挙動制御手段160による車両の旋回挙動制御開始時において、走行抵抗算出手段168により算出された車両の走行抵抗Rと原動機出力算出手段170により算出されたエンジン10の出力トルクTE 或いは車両駆動力算出手段172により算出された車両駆動力Fとに基づいて、ギヤ段固定手段176により固定されるギヤ段が決定される。このため、旋回挙動安定化制御中には自動変速機14のギヤ段が固定されるので、実際のヨーレートと目標ヨーレートとの偏差に拘わらず車両の旋回挙動の安定性が得られる。また、旋回挙動安定化制御中においては、その制御開始時の実際の車両の走行抵抗Rおよびエンジン10の出力トルクTE 或いは駆動力Fに基づいて決定されたギヤ段が固定されるので、車両の駆動力不足が解消される。
請求項(抜粋):
車両の旋回時の制動力或いは原動機の出力を制御して該車両の旋回挙動を安定化させる旋回挙動制御手段と、車両の走行状態に基づいて自動変速機のギヤ段を自動的に切り換える変速制御手段と、該旋回挙動制御手段による車両の旋回挙動制御中には、該変速制御手段による変速を禁止して自動変速機のギヤ段を固定するギヤ段固定手段とを備えた車両の制御装置であって、前記車両の走行抵抗を算出する走行抵抗算出手段と、前記車両の原動機出力を算出する原動機出力算出手段と、前記旋回挙動制御手段による車両の旋回挙動制御開始時において、前記走行抵抗算出手段により算出された車両の走行抵抗と前記原動機出力算出手段により算出された原動機出力とに基づいて、前記ギヤ段固定手段により固定されるギヤ段を決定するギヤ段決定手段とを、含むことを特徴とする車両の制御装置。
IPC (6件):
B60K 41/04 ,  B60K 41/26 ,  F16H 61/18 ,  F16H 59:22 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:58
FI (3件):
B60K 41/04 ,  B60K 41/26 ,  F16H 61/18

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