特許
J-GLOBAL ID:200903086274912160
火災感知装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049909
公開番号(公開出願番号):特開平5-073781
出願日: 1983年03月31日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 設置場所の環境条件の変化に対応して感度の設定レベルを変更可能とすることにより、常に一定の火災検出感度で火災を検出できる火災感知装置を得ることを目的とする。【構成】 演算手段によって計算された、時間帯別、もしくは曜日別で時間帯別の過去の検出物理量の累積平均値を、記憶手段の該当時間帯に更新記憶させ、感度設定手段は、該記憶手段に記憶された該当時間帯の累積平均値から該当時間帯の火災判別用設定感度を決定する。このように火災判別用設定感度は、時間帯別に、もしくは曜日別で時間帯別に、過去の検出物理量から決定されるので、各時間帯ごとに最も環境状態に即した設定感度が決定される。これにより、現時点の物理量測定手段の検出物理量と、感度設定手段によって決定された現時点に相当する時間帯の設定感度とを比較判別することにより、火災判別手段により行われる火災発生の検出は、常に一定の火災検出感度で行われる。
請求項(抜粋):
煙・熱・光等の火災現象の物理量を検出して出力する物理量測定手段と、時間帯別に、もしくは、曜日別で時間帯別に、各時間帯における過去の前記検出物理量の累積平均値を記憶する電気的に書込み読出し自在な記憶手段と、前記物理量測定手段によって現時間帯に検出された複数の物理量のうち1または複数の物理量と、前記記憶手段の前記現時間帯に該当する時間帯の累積平均値とから新累積平均値を計算する演算手段と、前記演算手段で計算された前記新累積平均値を累積平均値として前記記憶手段の該当時間帯に更新記憶させる記憶更新手段と、前記記憶手段に記憶された該当時間帯の累積平均値から該当時間帯の火災判別用設定感度を決定する感度設定手段と、現時点の前記物理量測定手段の検出物理量と、前記感度設定手段によって決定された現時点の相当する時間帯の設定感度とを比較判別して火災の発生の有無を判別する火災判別手段と、前記判別手段の比較判別した結果を出力する出力手段と、を有することを特徴とする火災感知装置。
IPC (3件):
G08B 17/00
, G08B 17/06
, G08B 23/00
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