特許
J-GLOBAL ID:200903086274936565

生物体に含まれる重金属の除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-257766
公開番号(公開出願番号):特開2000-083603
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】電解液に分散した油脂を電解槽に送出する前に予め除去することにより、電解槽にて重金属の陽イオンを効率良く陰極に析出できる。【解決手段】生体11f内に重金属及び油脂が含まれる生物体又はこの生体と重金属を溶解してイオン化する電解液13とが浸漬槽14に貯留される。浸漬槽から送出された電解液が油脂分離槽16に貯留され、この油脂分離槽の下部に電解液に超音波振動を与える油脂凝集用振動子42が設けられる。電解液面に浮上した油脂12が油脂排出手段17により油脂分離槽から排出される。油脂分離槽から送出された電解液が電解槽18に貯留され、この電解槽に陽極51及び陰極52が配設される。陽極及び陰極に接続された直流電源53が陽極及び陰極間に所定の電圧を印加して電解液中に溶出した重金属の陽イオンを陰極に析出させ、電解槽の電解液は循環手段56により浸漬槽に戻される。
請求項(抜粋):
生体(11f)内に重金属及び油脂(12)が含まれる生物体(11)又は前記生体(11f)と前記重金属を溶解してイオン化する硫酸溶液、塩酸溶液、水酸化ナトリウム溶液又は塩化ナトリウム溶液からなる電解液(13)とが貯留された浸漬槽(14,74)と、前記浸漬槽(14,74)から送出された電解液(13)が貯留されかつ前記生物体(11)又は前記生体(11f)から離脱して分散する油脂(12)を含む前記電解液(13)に超音波振動を与える油脂凝集用振動子(42)が底部に設けられた油脂分離槽(16)と、前記油脂分離槽(16)の上部に設けられ前記油脂凝集用振動子(42)により前記電解液(13)面に浮上した油脂(12)を前記油脂分離槽(16)から排出する油脂排出手段(17)と、前記油脂分離槽(16)から送出された電解液(13)が貯留されかつ陽極(51,81)及び陰極(52,82)が所定の間隔をあけて配設された電解槽(14,74)と、前記陽極(51,81)及び前記陰極(52,82)に電気的に接続され前記陽極(51,81)及び陰極(52,82)間に所定の電圧を印加して前記電解液(13)中に溶出した重金属の陽イオンを前記陰極(52,82)に析出させる直流電源(53)と、前記浸漬槽(14,74)の電解液(13)を前記油脂分離槽(16)を介して前記電解槽(18)に送出し前記電解槽(18)の電解液(13)を前記浸漬槽(14,74)に戻す循環手段(56)とを備えた生物体に含まれる重金属の除去装置。
IPC (3件):
A23L 1/015 ,  C02F 1/461 ,  A23L 1/33
FI (3件):
A23L 1/015 ,  A23L 1/33 C ,  C02F 1/46 101 B
Fターム (23件):
4B035LC09 ,  4B035LC10 ,  4B035LG42 ,  4B035LP22 ,  4B035LP48 ,  4B035LP49 ,  4B035LP59 ,  4B035LT08 ,  4B042AC08 ,  4B042AD39 ,  4B042AG59 ,  4B042AP09 ,  4B042AP12 ,  4B042AT05 ,  4D061DA10 ,  4D061DB19 ,  4D061DC20 ,  4D061EA05 ,  4D061EB04 ,  4D061EB14 ,  4D061ED12 ,  4D061ED15 ,  4D061FA20

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