特許
J-GLOBAL ID:200903086292668381

遅延位相検波装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320170
公開番号(公開出願番号):特開平7-177190
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 回路構成が簡単でモノシリック集積回路に小型化できる遅延位相検波装置を提供する。【構成】 位相検出回路10は、第1基準信号Rcos を発生させる分周器DIV、第1基準信号Rcos をπ/2だけ位相偏移させた第2基準信号Rsin を発生させるシフタSFT、受信信号IFと第1基準信号Rcos ,受信信号IFと第2基準信号Rsin の排他的論理和をとる第1論理回路EX1,第2論理回路EX2を備える。そして、各論理回路EX1,EX2の出力がオンのとき、第1カウンタCT1,第2のカウンタCT2にて夫々クロックCLKをカウントし、そのカウント結果をラッチ回路LT1,LT2にて各々ラッチし、位相演算回路PHSにて、そのラッチされたデジタル値から受信信号と基準信号との位相差を演算する。
請求項(抜粋):
受信した差動位相変位変調信号の同相成分と直交成分とを夫々検出し、該検出された同相成分及び直交成分から該受信信号の位相を検出し、該検出位相と1タイムスロット前に検出された該受信信号の位相との差分から該受信信号のデジタル情報を再生する遅延位相検波装置において、上記受信信号の搬送波周波数又は中間周波数の整数倍の周波数をもつクロック信号を発生させるクロック発生手段と、該クロック信号を分周して搬送波周波数又は中間周波数に等しい周波数をもつ基準信号を発生させる基準信号発生手段と、該基準信号に直交する副基準信号を発生させる副基準信号発生手段と、入力された上記受信信号と上記基準信号との排他的論理和をとって出力する論理演算手段と、入力された上記受信信号と上記副基準信号との排他的論理和をとって出力する副論理演算手段と上記基準信号の所定周期中に上記論理演算手段が出力する論理信号がオンとなる期間、入力されたクロック信号のパルス数を計数する計数手段と、上記基準信号の所定周期中に上記副論理演算手段が出力する論理信号がオンとなる期間、入力されたクロック信号のパルス数を計数する副計数手段と、上記計数手段及び上記副計数手段の計数結果から上記受信信号と上記基準信号との位相差を所定の演算により求める位相演算手段と、該位相演算手段により求められた位相差と1タイムスロット前に求められた位相差との差分から上記受信信号のデジタル情報を再生する復号手段と、を備えたことを特徴とする遅延位相検波装置。
IPC (2件):
H04L 27/233 ,  H04L 27/227
FI (2件):
H04L 27/22 G ,  H04L 27/22 J

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