特許
J-GLOBAL ID:200903086299380286

光ディスク装置のクロック発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363549
公開番号(公開出願番号):特開2001-184804
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 複数のPLL回路、複数のVCOまたはディレイラインを使用せずに構成可能で、発生する温度特性やバラツキ等を考慮せず装置全体の消費電力も少なく抑制可能で回路実装も簡単化可能な光ディスク装置のクロック発生回路。【解決手段】 再生されたクロック信号パターンをA/D変換し、A/Dコンバータ5のサンプリングクロック及びそれを所定の分周比で分周した信号との位相差を位相差検出器6で検出し、ループフィルタ7、D/Aコンバータ8、VCO9とでPLLループを構成し、VCO9の出力クロックを再生されたクロック信号パターンに同期し、再生記録領域のデータをVCO9の出力クロックからのサンプリングクロックに基づき、A/Dコンバータ12によりA/D変換し、再生記録領域のデータとVCO9の出力クロックとの位相差を位相差検出器14で検出し、積算器15で累積加算した信号を位相差検出器6の出力に加算する。
請求項(抜粋):
少なくとも、クロック信号パターンと、サンプルサーボパターンと、データからなる各種情報に対応するデジタル信号を、記録するための各記録領域が設けられた光ディスクに対して、その記録領域に前記各種情報を記録再生する光ディスク装置において、前記クロック信号パターンによる再生信号に基づいてクロックを生成する光ディスク装置のクロック発生回路であって、前記クロックを発生するクロック発生手段と、前記再生されたクロック信号パターンとサンプルサーボパターンのアナログ信号を、前記クロック発生手段からのクロックを基にしたサンプリングクロックによるサンプリングタイミングで、デジタル信号に変換する第1のA/D変換手段と、前記第1のA/D変換手段の出力信号から前記再生されたクロック信号パターンと前記クロック発生手段からの出力クロックとの位相差を検出する第1の位相差検出手段と、前記第1の位相差検出手段からの出力に所定の低域炉波特性を与え、前記再生されたクロック信号パターンと前記クロック発生手段からの出力クロックを、所定の周波数比で同期させる制御手段と、再生された記録領域のデータのアナログ信号を、前記クロック発生手段からのクロックを基にしたサンプリングクロックによるサンプリングタイミングで、デジタル信号に変換する第2のA/D変換手段と、前記第2のA/D変換手段の出力信号から前記再生された記録領域のデータが有する位相情報と前記クロック発生手段からの出力クロックとの位相差を検出する第2の位相差検出手段と、前記第2の位相差検出手段からの出力に所定の係数を乗じて積算する積算手段と、前記積算手段の出力を前記第1の位相差検出手段の出力に加算して前記制御手段に入力する加算手段とを有し、前記クロック発生手段からの出力クロックを、再生された記録領域のデータに周波数及び位相を同期させることを特徴とする光ディスク装置のクロック発生回路。
IPC (2件):
G11B 20/14 351 ,  G11B 7/005
FI (2件):
G11B 20/14 351 A ,  G11B 7/005 Z
Fターム (11件):
5D044BC02 ,  5D044CC04 ,  5D044GM03 ,  5D044GM05 ,  5D044GM13 ,  5D044GM15 ,  5D090AA01 ,  5D090CC04 ,  5D090DD03 ,  5D090EE15 ,  5D090FF07

前のページに戻る