特許
J-GLOBAL ID:200903086300194823

ワイヤレス遠隔プロセッサ付きの補聴器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-500927
公開番号(公開出願番号):特表平11-511301
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】補聴器または音声通信システムは、音声信号を増強し、かつ衣服の下に覆い隠すことができる遠隔プロセッサ装置、すなわちRPU(16)とワイヤレスで通信する、耳管内に隠すことができるイヤピース(10)を含んでいる。環境からの音響はイヤピース内のマイクロフォン(12)によってピックアップされ、その他の情報とともに2方向ワイヤレス・リンク(17)を経てRPU(16)へと送信される。ワイヤレス・リンク(17)は部品の小型化をはかるためマイクロ波を使用している。更に、ワイヤレス・リンク(17)、RPU(16)の呼掛け器およびイヤピース(10)のトランスポンダともに実施するためにレーダー技術を利用することによって、イヤピース(10)にマイクロ波発振器を必要としないので、イヤピースのサイズと出力が縮減される。RPU(16)とセル形電話システム、またはその他の情報源との間にオプションの副ワイヤレス・リンク回路(19)を使用することもできる。電子音声認識および応答によってシステムの動作を制御することができる。
請求項(抜粋):
ユーザの頭部に装着するのに適したイヤピースと、プロセッサ装置とを備えた補聴器システムにおいて、 前記イヤピースが、 マイクロフォンの入力部にある環境からの第1の音声に応答して第1電気信号を供給するマイクロフォンと、 前記第1電気信号に応答してワイヤレス呼掛け器からのエネルギを変調することによって第1のワイヤレス送信を行う第1ワイヤレス・トランスポンダと、 第2ワイヤレス送信を受信して、前記第1電気信号の増強形態である第2信号を生成する第1ワイヤレス受信器と、 前記第2電気信号に応答して前記第2電気信号を第2の音声に変換するスピーカ・トランスデューサと、を備えてなり、 前記プロセッサ装置が、 前記第1ワイヤレス送信に応答して、前記第1電気信号の複製である第3電気信号を供給する第2ワイヤレス受信器と、 前記第3電気信号に応答して、前記第3電気信号の増強形態である第4電気信号を供給する信号プロセッサと、を備えてなり、 前記ワイヤレス呼掛け器は前記第4電気信号に応答して、前記第4電気信号の前記第2ワイヤレス送信を行い、前記第2電気信号が前記第4電気信号の複製であることを特徴とする補聴器システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平2-502151

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