特許
J-GLOBAL ID:200903086302669063

電力増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-016549
公開番号(公開出願番号):特開平9-214261
出願日: 1996年02月01日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 半導体集積回路装置においては、昇圧回路は一般に比較的小さな容量を使用して大きな電力供給能力を持たせるため、短い周期のクロックでチョッピング動作を行なわせるように構成される。ところが、このチョッピング動作によってクロック周波数の数倍の高周波数のノイズが発生してしまう。そのため、自動車搭載用音響機器やポータブルの音響機器では、チューナに上記昇圧回路で発生した高周波ノイズが電源配線を通じてあるいは輻射によって入り込んだ場合にはビート音のような障害を招いてしまう。【解決手段】 プッシュプル型出力回路を有する電力増幅回路において、プッシュプル型出力回路を構成するプッシュ側とプル側の出力トランジスタを共にNPNトランジスタで構成するとともに、電源電圧を昇圧する昇圧回路と、この昇圧回路で形成された電圧または通常の電源電圧を、プッシュ側出力トランジスタのベース電流を供給する前段回路へ選択的に供給させる切換え手段とを設け、この切換え手段をモード制御信号等によって切り換えるようにした。
請求項(抜粋):
第1の電源電圧端子と第2の電源電圧端子との間に2個のNPNトランジスタが直列に接続されてなるプッシュプル型出力回路を有する電力増幅回路において、第1の電源電圧から昇圧された電圧を発生する昇圧回路と、この昇圧回路で形成された昇圧電圧または上記第1の電源電圧を、プッシュ側出力トランジスタにベース電流を供給する前段回路へ選択的に供給させる切換え手段とを設け、第1の動作モードでは上記昇圧回路の動作を停止させて第1の電源電圧を上記前段回路に供給して出力トランジスタを駆動させるとともに、第2の動作モードでは上記昇圧回路を動作させかつ昇圧された電圧を上記前段回路に供給して出力トランジスタのベースを第1の電源電圧よりも高い電圧で駆動させるようにしたことを特徴とする電力増幅回路。
IPC (2件):
H03F 3/30 ,  H04B 1/10
FI (2件):
H03F 3/30 ,  H04B 1/10 F

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