特許
J-GLOBAL ID:200903086304405934

結合クリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-089649
公開番号(公開出願番号):特開平10-331818
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 飛び石等の異物が飛来してきて当った場合にも雄部材が容易に脱落しないようにする。【解決手段】 雌部材1の弾性片5の内周に突起9を形成し、雄部材21の軸部22の外周には、雄部材21を雌部材1の内周に挿入する時に突起9を案内する傾斜面29、及び傾斜面29よりも基端寄りに設けられていて雄部材21と雌部材1の結合時に突起9を受容する係合凹部28を形成すると共に、雌部材1のフランジ部2の上面には、結合時に雄部材21の鍔23の外周及び下面を保護する壁部6を設け、且つ、雄部材21が雌部材1の内周に挿入され、突起9と係合凹部28とが係合する結合状態を解除するに際し、鍔23の下面が壁部6の上端よりも引上げられるための距離を、突起9が係合凹部28から傾斜面29に至る距離よりも長く設定する。
請求項(抜粋):
放射状のスリットで複数に切り割られた弾性片を有する筒部、該筒部の基端の回りから半径方向外向きに張り出すフランジ部を備えた雌部材と、該雌部材の内周に挿入することにより前記弾性片を拡開する軸部、該軸部の基端の回りから半径方向外向きに張り出す鍔を備えた雄部材とからなる結合クリップにおいて、前記雌部材の弾性片の内周に係止部を形成し、前記雄部材の軸部の外周には、該雄部材を前記雌部材の内周に挿入する時に前記係止部を案内する傾斜面、及び該傾斜面よりも基端寄りに設けられていて前記雄部材と前記雌部材の結合時に前記係止部を受容する係合凹部を形成すると共に、前記雌部材のフランジ部の上面には、前記結合時に前記雄部材の鍔の外周及び下面を保護する保護部を設け、且つ、前記雄部材が前記雌部材の内周に挿入され、前記係止部と前記係合凹部とが係合する結合状態を解除するに際し、前記鍔の下面が前記保護部の上端よりも引上げられるための距離を、前記係止部が前記係合凹部から前記傾斜面に至る距離よりも長く設定したことを特徴とする結合クリップ。
IPC (2件):
F16B 19/10 ,  B60R 19/04
FI (2件):
F16B 19/10 B ,  B60R 19/04 D

前のページに戻る