特許
J-GLOBAL ID:200903086326596091

現在位置算出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142212
公開番号(公開出願番号):特開平8-334357
出願日: 1995年06月08日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】Uタ-ン後にすみやかに道路上の現在位置を算出する。【構成】マイクロプロセッサ24は、所定の基準に従い、前回求めた候補点を車両の移動量分移動させた位置をマップマッチングで道路上にマッチングさせた位置と、道路上にマッチングさせていない位置を候補点とし、各候補点の信頼度に基づき現在位置を算出する。また、Uタ-ン後は、道路上にマッチングさせていない候補点の信頼度を所定距離走行する間低く設定することにより、速やかに道路上の位置が現在位置として算出されるようにする。各候補点の信頼度は、当該候補点の道路との相関度と当該候補点が生成される元となった候補点の信頼度に基づき定める。
請求項(抜粋):
車両に搭載され、該車両の現在位置を算出する現在位置算出装置であって、車両の進行方位を検出する方位検出手段と、車両の走行距離を算出する距離算出手段と、道路地図を記憶した記憶手段と、車両の進行方位に基づいて車両が所定角以上旋回したか否かを判定する手段と、前回車両が存在する可能性のある位置として求めた車両の候補点に、前記進行方位および前記走行距離とから求まる車両の相対変位を加算した仮現在位置と、当該仮現在位置と前記道路地図から読みだした道路地図と、前記進行方位とを照合して求めた、前記仮現在位置および車両の進行方位と所定の基準値以上の相関度を有する道路上の位置とを新たな候補点として算出する候補点算出手段と、任意の候補点と当該候補点に基づき算出された候補点とを同じ系統の候補点とした場合に、前記仮現在位置を前記道路地図から読みだした道路地図とを照合して求めた新たな候補点の信頼度を、当該新たな候補点が存在する道路と対応する仮想現在位置との相関度と、過去に求められた当該新たな候補点と同じ系統の候補点の相関度の実績に基づき算出し、前記仮現在位置である新たな候補点の信頼度を、当該新たな候補点に与えた予め定めた値の相関度と、過去に求められた当該新たな候補点と同じ系統の候補点の相関度の実績に基づき算出する信頼度算出手段と、算出された新たな候補点のうち、最も信頼度の高い候補点を現在位置として算出する手段とを有し、前記信頼度算出手段は、車両が所定角以上旋回した場合に、旋回終了後に車両が所定距離走行する間、前回現在位置として算出された候補点に基づき算出された仮想現在位置である新たな候補点の相関度もしくは当該新たな候補点の系統の前記相関度の実績を比較的低い値に設定することを特徴とする現在位置算出装置。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10
FI (3件):
G01C 21/00 E ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10 A

前のページに戻る