特許
J-GLOBAL ID:200903086335094368
熱可塑性樹脂組成物の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274231
公開番号(公開出願番号):特開平11-106602
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ポリマー用改質剤として有用な熱可塑性樹脂組成物を製造すること。【解決手段】 芳香族ビニル化合物重合体ブロックおよび1,2-結合量が30%未満の水添ポリブタジエンブロックのうちの1種以上からなる重合体ブロック(A)と、水添ポリイソプレンブロック、1,2-結合量が30〜80%の水添ポリブタジエンブロックおよび水添イソプレン/ブタジエン共重合体ブロックの1種以上からなる重合体ブロック(B)とからなり、水酸基を一方の末端に0.5〜1個有する付加重合体(I)、並びにカルボキシル基を2個以上および/若しくはアミノ基を有するカルボン酸またはその誘導体(II)を溶融条件下に混合して樹脂組成物(1)を得る第1工程;樹脂組成物(1)とポリアミド系樹脂(IV)とを溶融条件下に混合して樹脂組成物(2)を得る第2工程;樹脂組成物(2)を固相重合する第3工程;とからなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
請求項(抜粋):
一方の末端に水酸基を0.5〜1個有する付加重合体(I)と、カルボキシル基を2個以上および/若しくはアミノ基を有するカルボン酸またはその誘導体(II)とを、溶融条件下に混合して樹脂組成物(1)を得る第1工程、樹脂組成物(1)とポリアミド系樹脂(IV)とを溶融条件下に混合して樹脂組成物(2)を得る第2工程、並びに樹脂組成物(2)を固相重合する第3工程、とからなる熱可塑性樹脂組成物の製造方法であって;[1] 得られる熱可塑性樹脂組成物が、付加重合体(I)から誘導される付加重合体(I’)、ポリアミド系樹脂(IV)から誘導される高分子量化ポリアミド系樹脂(IV’)、並びに付加重合体(I’)から誘導される重合体ブロック(i)とポリアミド系樹脂(IV)から誘導されるポリアミドブロック(iv)とからなるブロック共重合体(V)からなり;[2] 付加重合体(I)が、芳香族ビニル化合物単位から主としてなる重合体ブロック(a-1)および水素添加された1,2-結合量が30%未満のポリブタジエンブロック(a-2)のうちの少なくとも1種からなる重合体ブロック(A)と、水素添加されたポリイソプレンブロック(b-1)、水素添加された1,2-結合量が30〜80%のポリブタジエンブロック(b-2)および水素添加されたイソプレン/ブタジエン共重合体ブロック(b-3)からなる群から選ばれる少なくとも1種からなる重合体ブロック(B)とからなり、かつ一方の末端に水酸基を0.5〜1個有する付加重合系ブロック共重合体であり;[3] 第1工程における付加重合体(I)とカルボン酸またはその誘導体(II)との重量比が、99.99/0.01〜90/10であり;[4] 第2工程における樹脂組成物(1)とポリアミド系樹脂(IV)との重量比が、80/20〜3/97である;ことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
IPC (3件):
C08L 53/00
, C08K 5/56
, C08L 77/00
FI (3件):
C08L 53/00
, C08K 5/56
, C08L 77/00
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