特許
J-GLOBAL ID:200903086338123814

タッチパネル装置のタッチ操作処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-344643
公開番号(公開出願番号):特開平11-175212
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】表示画面上のボタンを小さく、また近接している場合でも、目的のボタンを確実に選択することを目的とするものである。【解決手段】表示装置の表示画面の前面に取り付けられたタッチパネル上を周期的に検出し、オペレータがタッチした座標を求めるタッチパネル制御部と、表示装置に対する図や文字表示を制御する演算処理装置を設け、演算処理装置には、予めボタンを仮に選択するための第1の領域と、第1の領域より広い第2の領域を各ボタンについて割り当てておき、タッチパネル制御部からのタッチデータが第一の領域内にある場合にボタンを仮選択し、指がタッチパネルから離れた時点の座標データが第2の領域内にある場合にボタンの選択を確定する。【効果】指がタッチパネルから離れる時に近接した他のボタン上に移動しても、確実に目的のボタンを選択することができる。
請求項(抜粋):
表示画面上に図形を表示する表示装置と、前記表示装置の画面表示を制御する表示制御用演算装置と、前記表示装置の表示画面前面に取り付けられたタッチパネルと、前記タッチパネル上のオペレータのタッチ位置座標信号を発生するタッチ処理用演算装置とを備えるタッチパネル装置のタッチ操作処理方法において、前記タッチパネルによる選択対象となる表示画面上の図形に対して、対応した図形を選択候補と判定するための第1の領域と、当該第1の領域を含みかつ当該第一の領域よりも大きな第2の領域を定め、前記タッチ位置座標信号から得られたタッチした位置の座標が前記第1の領域内にあった場合には、当該第1の領域に対応する図形を選択候補とし、タッチオフした時の座標が、当該選択候補の図形に対応する第2の領域内にあった場合には、当該選択候補の図形が選択されたものとすることを特徴とするタッチ操作処理方法。

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