特許

J-GLOBAL ID：200903086341091850

超音波ドプラ血流計測装置

発明者： 長 田 英 樹 ,  玉 野 聡 ,  田 辺 浩 二
出願人/特許権者： 株式会社日立メディコ
代理人 (1件)： 西山 春之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-100326
公開番号（公開出願番号）：特開平5-269128
出願日： 1992年03月27日
公開日（公表日）： 1993年10月19日
要約：

【要約】【目的】 超音波ドプラ血流計測装置において、血流の一連の全軌跡の様子を1枚の画像の中に重ね書きして表示する。【構成】 テーブルRAM6は順次連続して入力する旧データDoと新データDnの大小を比較すると共に大きい方を選択して出力しデータを重ね書きするテーブルを有するものとし、制御回路部(CPU9)には上記のデータを重ね書きする時間的な区間を決定する手段としての生体波形検出回路11を接続する。そして、上記テーブルRAM6及び生体波形検出回路11並びにCPU9が動作することにより、血流の一連の全軌跡の様子を1枚の画像の中に重ね書きして表示することができる。

請求項（抜粋）：

被検体内に超音波を送受信する探触子と、この探触子を制御して超音波を送信すると共に受信した反射波の信号を増幅する超音波送受信回路と、この超音波送受信回路で得た反射エコー信号から上記被検体内の血流によりドプラ偏移を受けた周波数信号を取り出すドプラ復調回路と、このドプラ復調回路からの周波数信号を用いて被検体内の血流速度を演算する血流速度演算回路と、この血流速度演算回路からの血流速度情報を記憶する血流速度フレームメモリと、この血流速度フレームメモリからの旧データと上記血流速度演算回路からの新データとの相関をとるテーブルRAMと、上記血流速度フレームメモリからのデータを入力して血流状態に応じた色信号に変換する色信号変換表示回路と、この色信号変換表示回路からの色信号を入力して色分け表示する画像表示器と、上記各構成要素を制御する制御回路部とを有して成る超音波ドプラ血流計測装置において、上記テーブルRAMは順次連続して入力する旧データと新データの大小を比較すると共に大きい方を選択して出力しデータを重ね書きするテーブルを有するものとし、上記制御回路部には上記のデータを重ね書きする時間的な区間を決定する手段を接続したことを特徴とする超音波ドプラ血流計測装置。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-162842
  
• 特開平2-241444
  
• 特開昭62-268535