特許
J-GLOBAL ID:200903086343533680

窒素製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-288800
公開番号(公開出願番号):特開平6-137756
出願日: 1992年10月27日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 深冷分離法によって空気を分離して得られる製品窒素の収率を上昇させる。【構成】 深冷分離法で原料空気から窒素を分離精製する窒素製造装置1において、上記精留装置3は底部に富酸素の液体空気が貯溜される精留塔31と、精留塔31から供給された窒素を凝縮させる凝縮器33が内設された主凝縮部32とに二分され、精留塔31の底部からは富酸素液体空気が膨張弁36を介して主凝縮部32に還流される経路L10が形成され、精留塔31の原料空気供給口の位置する棚段からは上部から降下してきた液体空気が膨張弁37を介して主凝縮部32内の凝縮器33に還流される経路L17が形成され、主凝縮部32の頂部から導出されかつ上記主熱交換器33で原料空気と熱交換したオフガスの一部または全部が圧縮機21で圧縮され、この圧縮されたオフガスが精留塔31の底部に導入される経路L16が形成されている。
請求項(抜粋):
原料空気を圧縮する原料空気圧縮機と、圧縮された原料空気を冷却する主熱交換器と、冷却された原料空気から沸点の差を利用して窒素を分離精製する精留装置と、この精留装置に寒冷を供給する寒冷発生手段とを備えた窒素製造装置において、上記精留装置は原料空気が精留されてその上部に分離された窒素が移行しかつ底部に富酸素の液体空気が貯溜される精留塔と、その底部に液体酸素が貯溜されこの液体酸素と熱交換することによって精留塔から供給された窒素を凝縮させる凝縮器が内設された主凝縮部とに二分され、精留塔の底部からは富酸素液体空気が膨張弁を介して主凝縮部に還流される経路が形成され、精留塔の原料空気供給口の位置する棚段からは上部から降下してきた液体空気が膨張弁を介して主凝縮部内の凝縮器に還流される経路が形成され、主凝縮部の頂部から導出されかつ上記主熱交換器で原料空気と熱交換したオフガスの一部または全部が圧縮機で圧縮され、この圧縮されたオフガスが精留塔の底部に導入されて再度精留するための系路が形成されていることを特徴とする窒素製造装置。
IPC (2件):
F25J 3/04 ,  C01B 21/04

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