特許
J-GLOBAL ID:200903086345704172

多層ポリエチレン系ストレッチシュリンクフィルム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-250128
公開番号(公開出願番号):特開平8-090737
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 折り込み性、横方向ストレッチ性及びフィルムの滑り性低下及びブロッキングの欠点を有することなく低温ヒートシール性の優れた多層ポリエチレン系ストレッチシュリンクフィルム及びその製造方法を提供する。【構成】 特定の線状低密度ポリエチレン70重量%と特定の線状低密度ポリエチレン25重量%とエチレン-α-オレフィン共重合体5重量%の組成物を中間層とし、高圧法ポリエチレン25重量%とエチレン-α-オレフィン共重合体50重量%と線状低密度ポリエチレン25重量%の組成物を内外層とする三層の未延伸フィルムを得た。これをチューブラー二軸延伸装置に導き、抗張力70kg/cm2 で縦5倍、横4倍に延伸し、三層のフィルムを得た。
請求項(抜粋):
中間層が下記(A)の線状低密度ポリエチレンと下記(D)の線状低密度ポリエチレンを主成分とし、最内層及び最外層が下記(B)の高圧法ポリエチレン15〜50重量%と下記(C)のエチレン-α-オレフィン共重合体60〜20重量%と下記(D)の線状低密度ポリエチレンを主成分とし、下記(D)の線状低密度ポリエチレンは各層に対しての最大添加量を30重量%とし、全層に対して10〜30重量%添加した組成物からなり、中間層の厚みが全層の60%以上であり、最内層及び最外層の厚みがそれぞれ1μm以上であることを特徴とする多層ポリエチレン系ストレッチシュリンクフィルム。(A)密度が0.915〜0.935g/cm3 、メルトインデックス(以下、MIと略す。)が、0.1〜1.5g/10分であり、又、示差走査熱量計(以下、DSCと略す。)による融点測定において、190°Cにおいて30分保持後降温速度10°C/分で20°Cまで降温し、その後昇温速度10°C/分で昇温するとき得られる融解曲線のメインピーク温度(融点)が121°C以上にあり、且つ、融解熱量が120〜150mJ/mgの範囲にある線状低密度ポリエチレン。(B)密度が0.917〜0.935g/cm3 、MIが0.3〜7.0g/10分の高圧法ポリエチレン。(C)密度が0.870〜0.900g/cm3 、MIが0.1〜20g/10分、又、DSCによる融点測定において、190°Cにおいて30分保持後降温速度10°C/分で20°Cまで降温し、その後昇温速度10°C/分で昇温するとき得られる融解曲線のメインピーク温度(融点)が50〜100°Cのエチレン-α-オレフィン共重合体。(D)密度が0.890〜0.920g/cm3 、MIが0.3〜7.0g/10分であり、又、DSCによる融点測定において、190°Cにおいて30分保持後降温速度10°C/分で20°Cまで降温し、その後昇温速度10°C/分で昇温するとき得られる融解曲線のメインピーク温度(融点)が112°C以上であり、且つ、融解熱量が75〜130mJ/mgの範囲にある線状低密度ポリエチレン。
IPC (9件):
B32B 27/32 ,  B32B 27/32 103 ,  B29C 47/06 ,  B29C 55/02 ,  B29C 61/06 ,  C08L 23/08 LCD ,  B29K 23:00 ,  B29K105:02 ,  B29L 9:00
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平3-215034
  • 特開平4-018347
  • 特開平2-172737
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