特許
J-GLOBAL ID:200903086346832565
亜鉛めっき鋼板の重ねレーザー溶接方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田中 久喬 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-362202
公開番号(公開出願番号):特開2002-160083
出願日: 2000年11月29日
公開日(公表日): 2002年06月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 亜鉛めっき鋼板の重ねレーザー溶接時に亜鉛蒸気の発生による溶融金属の爆飛や溶接部欠陥の発生を低減し、溶接ビード形状および品質に優れた少なくとも2つのレーザービームを用いる亜鉛めっき鋼板の重ねレーザー溶接方法を提供する。【解決手段】 第1レーザービーム25により接合領域の亜鉛めっきを加熱・蒸発させた後、第2レーザービーム26により前記接合領域を溶接する際に、前記の第1レーザービームのビーム直径(D1)、第2レーザービームのビーム直径(D2)、および第1レーザービームと第2レーザービームのビーム中心間距離(L)が0.56×(D1+D2)<L<1.8×(D1+D2)の関係式を満足し、かつ前記第1レーザービームの平均エネルギー密度(El)および第2レーザビームの平均エネルギー密度(E2)が0.8×t1/(t1+t2)<E1/E2<1.6×t1/(t1+t2)の関係式を満足するように調整する。
請求項(抜粋):
亜鉛めっき鋼板の重ね合わせ部を少なくとも2つのレーザービームを用いて溶接する亜鉛めっき鋼板の重ねレーザー溶接方法において、第1レーザービームにより接合領域の亜鉛めっきを加熱・蒸発させた後、後続する第2レーザービームにより前記接合領域を溶接する際に、前記の第1レーザービームのビーム直径(D1)、第2レーザービームのビーム直径(D2)、および第1レーザービームと第2レーザービームのビーム中心間距離(L)が下記(1)式を満足し、かつ前記第1レーザービームの平均エネルギー密度(El)および第2レーザービームの平均エネルギー密度(E2)が下記(2)式を満足するように調整することを特徴とする溶接部欠陥の少ない亜鉛めっき鋼板の重ねレーザー溶接方法。 0.56×(D1+D2)<L<1.8×(D1+D2) ・ ・ ・(1) 0.8×t1/(t1+t2)<E1/E2<1.6×t1/(t1+t2) ・ ・ ・(2)但し、D1、D2:第1レーザービームおよび第2レーザービームのそれぞれのビーム直径(mm)、L:第1レーザービームと第2レーザービームのビーム中心間距離(mm)、El、E2:第1レーザービームおよび第2レーザービームのそれぞれの平均エネルギー密度(kW/mm<SP>2</SP>)、t1、t2:上側の亜鉛めっき鋼板および下側の亜鉛めっき鋼板のそれぞれの厚み(mm)
IPC (3件):
B23K 26/00 310
, B23K 26/00
, B23K103:16
FI (3件):
B23K 26/00 310 S
, B23K 26/00 310 G
, B23K103:16
Fターム (8件):
4E068AA05
, 4E068AJ04
, 4E068BF00
, 4E068CA01
, 4E068CA07
, 4E068DA14
, 4E068DB01
, 4E068DB15
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