特許
J-GLOBAL ID:200903086347745267

温室内ガスを変換するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-528853
公開番号(公開出願番号):特表2002-502439
出願日: 1997年02月11日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】望ましくない温室内ガスからの燃料の効果的な取得のために、この温室内ガスは、触媒ガス、特に窒素または亜酸化窒素および水素含有ガスまたは蒸気と一緒に第1の反応器(4)中で無音放電にかけられる。この場合、励起されたかまたはイオン化された原子および/または分子が生成され、これらは、銅含有の第1の触媒(8’)を有する触媒反応器(8)中でH2および場合によってはCOに変換される。放圧弁(9)を介して、液体容器(11)中で液体(13)は燃料から分離される。液体容器(11)から逃出するガスは、第2の触媒(15)を備えたサーマルリアクター(14)上を通過し、かつ放圧弁(16)を介して放圧される。後接続された液体容器(11’)中で、例えばCH3OHは、望ましい燃料液体(13’)として分離される。第1の反応器(4)およびサーマルリアクター(14)は、多数の互いに平行な反応室を備えた1つの容器に組み合わせてもよい。
請求項(抜粋):
a)少なくとも1つの温室内ガスを、交流電圧源(7)により誘電体(6)上で運転される弱電流のガス放出装置によってまずエネルギー的に励起された温室内ガスの反応体および/またはイオン化された温室内ガスの反応体に変換し、 b)その後に、この温室内ガスの反応体を、少なくとも1つのエネルギー貯蔵性の第1の燃料またはエネルギー貯蔵性の第1の燃料混合物(13,13)に変換することにより、 少なくとも1つの温室内ガスを化学的もしくは工業的に有用な物質または化学的もしくは工業的に有用な物質混合物に変換するための方法において、 c)反応促進剤としての少なくとも1つの温室内ガスに、第2のエネルギー貯蔵性の触媒ガスまたは触媒ガス混合物としての少なくとも窒素または窒素含有ガスを供給し、この場合この窒素または窒素含有ガスは、緩和時間後にエネルギーを少なくとも1つの温室内ガスの反応体に伝達し、 d)少なくとも1つの第2のエネルギー貯蔵性の触媒ガスまたは触媒ガス混合物が変換に関与するガスの全容積に対して0.1〜5%の範囲内の容積分を有していることを特徴とする、温室内ガスを変換するための方法。
IPC (4件):
C10K 3/00 ,  B01D 53/32 ,  B01J 19/08 ,  C10L 3/10
FI (4件):
C10K 3/00 ,  B01D 53/32 ,  B01J 19/08 C ,  C10L 3/00 K

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