特許
J-GLOBAL ID:200903086347828669

アルミニウム缶胴材用熱間圧延板およびそれを用いた缶胴用板材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059833
公開番号(公開出願番号):特開2000-256774
出願日: 1999年03月08日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 DI成形時の耳率が低くしかも外観品質が良好なDI缶胴材を得ることができるDI缶胴向けの熱間圧延板と、それを用いたDI缶胴用板材を提供する。【解決手段】 請求項1、請求項2:Al-Mg-Mn系のAl合金からなるAl缶胴材用熱間圧延板であって、板の断面における加工組織の面積率が80%以上であり、しかもキューブ方位の方位密度が板厚全域にわたりランダム方位の3倍以上であり、かつ板厚方向の中央部における圧延集合組織の方位密度が板表面における圧延集合組織の方位密度の2倍以上であることを特徴とする。 請求項3:請求項1もしくは請求項2の熱間圧延板を用い、その熱間圧延板の組織を完全再結晶させてなるAl缶胴用板材であって、キューブ方位の方位密度が、板表面から全板厚の10%の位置までの表層領域ではランダム方位の30倍以下であり、しかも板表面から10%の位置から板厚方向中央部までの中心領域ではランダム方位の15倍を越えるとともに前記表層領域におけるキューブ方位密度より高くなっていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
Mg0.5〜2.0%(重量%、以下同じ)、Mn0.5〜2.0%、Fe0.1〜0.7%、Si0.05〜0.5%を含有し、さらに必要に応じて0.005〜0.20%のTiを単独でもしくは0.0001〜0.05%のBと組合せて含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなるアルミニウム合金からなるアルミニウム缶胴材用熱間圧延板であって、板の断面における圧延加工組織の面積率が80%以上であり、しかもキューブ方位の方位密度が板厚全域にわたりランダム方位の3倍以上であり、かつ板厚方向の中央部における圧延集合組織の方位密度が板表面における圧延集合組織の方位密度の2倍以上であることを特徴とする、アルミニウム缶胴材用熱間圧延板。
IPC (2件):
C22C 21/06 ,  C22C 21/00
FI (2件):
C22C 21/06 ,  C22C 21/00 L

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