特許
J-GLOBAL ID:200903086354668677

パターン認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-040507
公開番号(公開出願番号):特開平5-210737
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 2値化画像によるパターンマッチング手法を用いたパターン認識方法において、従来の方式に比べて、照明条件の変化、位置ずれなどの外乱が発生しても、正しく認識できるようなパターン認識方法を提供すること。【構成】 基準対象物の標準画像の濃度ヒストグラムの平均値を平均値1とし、認識しようとする対象物の認識濃度ヒストグラムの平均値を平均値2として、平均値2と平均値1との濃度平均値差分だけ対象物の認識濃度ヒストグラムを、濃度差の負方向に平行移動させ、さらに両濃度ヒストグラムの各濃度レベル毎の差を計算し、例えば、各濃度レベル毎の画素数の差の絶対値の和が小さいほど認識画像の濃度ヒストグラムが標準画像の濃度ヒストグラムと類似しているとするような、評価関数を使用してパターンマッチングを行う。
請求項(抜粋):
ITVカメラから入力される画像に対して画像処理を実行し、該処理された画像とあらかじめ記憶されている標準画像との差を計算し、対象物を認識する、パターンマッチング手法を用いたパターン認識方法において、認識しようとする対象物について、ITVカメラから入力された認識画像に対して画像処理を実行し、該処理された認識画像の濃度ヒストグラムと、該認識画像濃度ヒストグラムの平均値とを計算し、該認識画像濃度ヒストグラムの平均値と、あらかじめ基準対象物に対して画像処理され記憶されている標準画像の濃度ヒストグラムの平均値と、の差の平均値差を計算し、更に、前記認識画像の濃度ヒストグラムに対して、該平均値差だけ、濃度(明るさ)を負方向にシフトし、しかる後、該認識画像の濃度ヒストグラムと標準画像の濃度ヒストグラムとの明るさ毎の差を計算し、該明るさ毎の差を用いた、例えば各濃度レベル毎の画素数の差の絶対値の和を求める関数といった、評価関数により、パターンマッチングを行なうことを特徴とするパターン認識方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-102685
  • 特開昭61-123985

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