特許
J-GLOBAL ID:200903086367031694

継目無鋼管の製造方法およびその方法を実施するための製造設備列

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-255088
公開番号(公開出願番号):特開平8-117814
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】安価な設備によって性能の優れた継目無鋼管を生産性高く製造できる方法とその製造設備列を提供する。【構成】丸形状の鋳型を用いて丸ビレットを連続鋳造して直接に製造し、この丸ビレットをその温度がAr1変態点超の温度である間に所定温度に均熱加熱して50/秒以下の歪速度で穿孔圧延し、次いで連続延伸圧延機と仕上げ圧延機とを同一ランイ上に直列に直結配置された両者の圧延機によって0.01/秒以上の平均歪速度で、且つ10%以上の加工度を付与して仕上げ温度800〜1000°Cで延伸、定径圧延し、仕上げ圧延機出側の搬送路中において空冷未満の冷却速度で徐冷、仕上げ温度に所定時間保持あるいは所定温度に所定時間均熱保持または昇温加熱保持するいずれかの再結晶処理を施し、引き続いてオンライン中で直接焼入れと焼戻しを行う方法と、この方法を実施するために各機器装置を直結配置した設備列。
請求項(抜粋):
継目無鋼管の製造方法であって、丸形状の鋳型を用いて丸ビレットを連続鋳造して直接に製造する行程と、この丸ビレットをその温度がAr1変態点超の温度である間に加熱炉に装入して所定温度に均熱加熱する行程と、この均熱加熱した丸ビレットを50/秒以下の歪速度で穿孔圧延して中空素管となす行程と、この中空素管を連続延伸圧延機と仕上げ圧延機とが直結配置された両者の圧延機によって0.01/秒以上の平均歪速度で、10%以上の加工度を付与して仕上げ温度800〜1000°Cで延伸、定径圧延を終了する行程と、この延伸、定径圧延の終了した鋼管を空冷未満の冷却速度でAr3変態点以上の温度に冷却後この温度から直接焼入れする行程と、次いでこの直接焼入れした鋼管を焼戻しする行程とを、順次連続してオンラインで行うことを特徴とする継目無鋼管の製造方法。
IPC (5件):
B21B 19/04 ,  B21B 1/00 ,  B21B 45/00 ,  C21D 8/10 ,  C21D 9/08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-228603
  • 特開昭58-135708

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