特許
J-GLOBAL ID:200903086369900037

切土法面等の補強土工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松島 秀俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233122
公開番号(公開出願番号):特開平6-057756
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 工期の短縮が図れ、美観が優れて永久構造体化できる工法とする。【構成】 上端から下に向けて一段目のコンクリートプレキャスト板1を配置できる高さの装着面を掘削した段部21を確保し、係合レール3を段部21上にアンカーピン31で固定し、係合レールにプレキャスト板の下端部を載置並列し、プレキャスト板の上端に係合レールを被着してアンカーピン41で固定し、プレキャスト板1を仮止めし、プレキャスト板に透設された取付孔13から削孔して削孔部16に異形鉄筋5を通した後、削孔部16及びプレキャスト板の裏側間隙にモルタル6を注入し、異形鉄筋5のネジ端部51を台形ナット7で螺着して取付孔13の受け環で支持してプレキャスト板に連結し、モルタル6の乾燥後、二段目にプレキャスト板1を配置できる高さの装着面を掘削した段部を形成し、前記と同様の作業を繰返して補強土面を形成する。
請求項(抜粋):
形成しようとする補強土面の上端から下に向けて一段目のコンクリートプレキャスト板を据付けできる高さの装着面を掘削した段部を確保し、プレキャスト板を並列配置するための載置用係合レールを装着面側の該段部上に固定し、該係合レールにプレキャスト板を係合して並列配置すると共に、プレキャスト板の上端に天端用係合レールを被着して天端用係合レールを装着面側に固定することでプレキャスト板を仮止めし、ついで夫々のプレキャスト板に透設された取付孔から装着面側に削孔して取付孔から該削孔部に鉄筋等の棒状補強材を挿入した後、該削孔部及びプレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注入し、夫々補強材の突出端部を取付孔部で固着してプレキャスト板に一体連結し、該モルタルの乾燥後、上から二段目にコンクリートプレキャスト板を据付けできる高さの取付面を掘削した段部を形成し、該段部に載置用係合レールを配置固定して二段目のプレキャスト板を係合載置すると共に、夫々一段目のプレキャスト板の載置用係合レールを外した下端部とその上端を連結して二段目のプレキャスト板を仮止めし、二段目のプレキャスト板に透設された取付孔から削孔して取付孔から該削孔部に棒状補強材を挿入した後、該削孔部及び二段目のプレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注入し、夫々補強材の突出端部を取付孔部に固着して二段目のプレキャスト板に一体連結し、これを繰り返すことで複数段にプレキャスト板を備えた補強土面を形成することを特徴とする切土法面等の補強土工法。
IPC (4件):
E02D 17/20 103 ,  E02D 17/20 106 ,  E02D 5/80 101 ,  E02D 29/02 302

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