特許
J-GLOBAL ID:200903086381487781

Vベルト式無段変速機のライン圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017936
公開番号(公開出願番号):特開平8-210453
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 Vベルト式無段変速機のライン圧を、制動により減速された車輪が逆駆動により加速される場合も、Vベルトの滑りが生じないよう制御する。【構成】 コントローラ17は入力情報から目標入力回転数Ni を求め、これに対応してステップモータ23によりリンク22を介して弁21を操作する。弁21は制御圧PS を調圧して、プーリ1,2間の伝動比を目標入力回転数Ni に対応した比へ無段変速させる。元圧であるライン圧PL の制御に際しコントローラ17は、スイッチ28がONされる制動中、車輪減速度が設定以上になる時、ライン圧PL を制御最大値に上昇させ、この状態を、スイッチ28がOFFされてから設定時間が経過するまで継続する。よって車輪が制動後、逆駆動される場合でも、Vベルト3が滑ることがなく、耐久性を向上させ得る。
請求項(抜粋):
Vベルトを巻き掛けした一対のプーリのうち、一方のプーリの可動フランジにライン圧を作用させ、他方のプーリの可動フランジには、ライン圧を変速制御弁により減圧して得た変速制御圧を作用させ、該変速制御圧とライン圧との差圧により変速比を無段階に制御するようにしたVベルト式無段変速機において、該無段変速機を搭載した車両の制動中を検知する制動検知手段と、該車両の車輪減速度を演算する車輪減速度演算手段と、これら手段からの信号に応答し、制動中において車輪減速度が設定減速度以上になった後、少なくとも減速後の車輪が路面からの逆駆動により加速される可能性がある期間中前記ライン圧を、該車輪の加速によってもVベルトが滑ることのない値に上昇させる制動時ライン圧上昇手段とを具備することを特徴とするVベルト式無段変速機のライン圧制御装置。
IPC (4件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:48 ,  F16H 59:54
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-102960
  • 特開平1-098747
  • 特開平2-102960
全件表示

前のページに戻る