特許
J-GLOBAL ID:200903086388401734

被削性の優れた高強度熱間鍛造用非調質鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049286
公開番号(公開出願番号):特開平5-247584
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、窒化チタンコーティング超硬工具での切削において、被削性の優れた水冷マルテンサイト型高強度熱間鍛造用非調質鋼を提供する。【構成】 Mn、CrおよびBの添加によって焼入れ性を向上した水冷マルテンサイト型高強度熱間鍛造用非調質鋼において、0.03〜0.10%のSおよび0.05〜0.30%のPbの1種あるいは2種を含み、さらに鋼中酸化物組成としてTiO2 :3〜20%、Al2 O3:5〜20% 、SiO2:20〜40% 、CaO:5〜30%およびMnO:10〜40%の複合組成とすることにより、コーティング超硬工具で切削する時に工具付着保護性の優れた酸化物とする。これにより工具摩耗を低減することができる。
請求項(抜粋):
重量でC:0.03〜0.30%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.60〜2.00%、Cr:0.20〜1.50%、Ti:0.005〜0.030%、B:5〜30PPM 、N:70PPM 以下、Al:0.005%以下、Ca:4〜50PPM 、O:15〜50ppmを含み、残部Feおよび不可避の微量元素からなり、さらにS:0.03〜0.10%、Pb:0.05〜0.30%のいずれか1種または2種を含み、TiO2 :3〜20%、Al2 O3 :5〜20%、SiO2 :20〜40%、CaO:5〜30%、MnO:10〜40%の組成を有する鋼中酸化物が全酸化物の80%以上を占めることを特徴とする被削性の優れた高強度熱間鍛造用非調質鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/32 ,  C22C 38/60

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