特許
J-GLOBAL ID:200903086388468367

血管造影X線検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-007433
公開番号(公開出願番号):特開2003-209747
出願日: 2002年01月16日
公開日(公表日): 2003年07月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】DSA撮影に自動露出制御を用いてもマスク像とコトラスト像撮影のX線照射時間相違による画像濃度差に起因して生じるアーチファクトを除去して、血管識別に有効なサブトラクション像が得られる血管造影X線検査装置を提供する。【解決手段】 パルス幅が可変可能なパルスX線制御手段と、X線検出手段で検出した信号を積分する積分手段と、この積分手段の出力が所定の値になるまでの時間を計測するX線照射時間計測手段とでX線自動露出制御を構成し、これにより造影剤注入前の画像データ(マスク像)と造影剤注入後の画像データ(コントラスト像)の各撮影フレームのX線照射時間の測定を行う。前記マスク像とコントラスト像のデータを前記X線照射時間に応じた値に変換して前記マスク像と各コントラスト像とのX線照射時間相違による画像濃度差を補正し、サブトラクションを行う。
請求項(抜粋):
被検者に照射するX線を発生するX線管と、該X線を制御するX線制御手段と、前記X線管に対向する位置に配置され前記被検体を透過したX線を検出し電気信号に変換するX線検出手段と、該X線検出手段で検出した信号を入力して各種の画像処理を行う画像処理装置と、該画像処理装置は、少なくとも造影剤注入前のマスク像データと造影剤注入後のコントラスト像データとを記憶する第一の記憶手段と、前記マスク像とコントラスト像とのサブトラクションを行う演算手段とを備え、前記画像処理装置で処理された画像を表示するモニタと、全体システムを制御する制御手段とを含む血管造影X線検査装置であって、前記X線制御手段は、前記X線管から発生するX線のパルス幅が可変可能なパルスX線制御手段と、前記X線検出手段で検出した信号を積分する積分手段と、この積分手段の出力が所定の値になるまでの時間を計測するX線照射時間計測手段とを有し、前記X線照射時間計測手段で計測したX線照射時間を記憶する第二の記憶手段と、前記第一の記憶手段に記憶した画像データに階調処理を施すデータ変換手段と、このデータ変換手段の変換値を前記第二の記憶手段に記憶したX線照射時間に応じた値に変換し、この変換値で前記コントラスト像のデータ変換を行うコントラスト像データ変換手段とを備え、このコントラスト像データ変換手段の出力と前記マスク像とのサブトラクションを前記演算手段で行うことを特徴とする血管造影X線検査装置。
IPC (3件):
H04N 5/325 ,  A61B 6/00 320 ,  A61B 6/00 331
FI (4件):
A61B 6/00 320 R ,  A61B 6/00 331 A ,  A61B 6/00 350 S ,  A61B 6/00 350 M
Fターム (12件):
4C093AA07 ,  4C093AA24 ,  4C093CA10 ,  4C093CA13 ,  4C093DA02 ,  4C093EA02 ,  4C093EB28 ,  4C093FA18 ,  4C093FA52 ,  4C093FF07 ,  4C093FF33 ,  4C093FF34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-130047

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